やだ



・ゴッドオブウォー

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評判に違わぬゴッドゲームだった。感想は後の記事で。


・エイリアンネーション

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ゴールデンウィークでちょうどエイリアンネーションの旧友が揃ったので、久しぶりにやったら滅茶苦茶面白かった。
ゲームのジャンルは見下ろしシューティング。敵の数や弾幕は激しく、普通にやっても結構難しいゲームだと思う。
にも関わらず、ハードコア&その時点で選べる最高難易度縛り、でゲームをスタート。それ以外の選択はありえない。既に暗黙の了解事項だ。
ハードコアとは、死んだその時点でデータが無になるモードの事です。
このゲーム、かなりハクスラ要素が強く、種類は少ないがレア度による武器の強弱があり、たとえ同じレア度でも細かいステータスやスロット、特殊スキルは変わってくる。
なので、明確にこれが最強武器というのがなく、延々と良い武器を探し続ける事ができる。そこには自分が見つけた、作り上げた、という自己満足の感情が生まれ、武器に愛着が湧く。
しかし、そんな愛する武器とも死んだらその時点でおさらば。
武器だけではない。レベル、スロットに装着するコア、スコア、進行状況。いや、わざわざ羅列して挙げなくても、一切合切の全てのデータが、死んだ時点で消える。
だってリアルでも死んだら全てが0になるでしょ?と言わんばかりの、容赦のない無が死んだ瞬間に襲ってくる。それがハードコアモード。
ただ、抜け道はある。それは、メニュー画面からミッションを抜ければデータは消えないこと。死ぬ間際でも、ミッションを強制終了すれば窮地を脱する事ができる。この発見はハードコアにおいて革命的だったな。
リスクもある。オンライン中は当然メニュー画面を開いてもゲームはその間止まらない。つまり、メニューを開いている間は無抵抗状態そのものであり、瞬時に抜けなければ死ぬ。
だからこのゲームを始めたらまず準備体操のごとく、オプション、R1ボタン、○ボタンの流れを反復するのがお約束。この流れを0.5秒以内にこなせなければハードコアで生き抜くのは難しい。
しかし、ハードコアでも、まだ大丈夫、自分が死ぬはずがない、という油断は抜け切らないようで、判断が一瞬遅れてデータを消してきた奴を何度も見てきた。もちろん俺も。

このハードコアのエイリアンネーションを去年から定期的にフレンドとやってる。
フリープレイが来た当初からやってるから、もう一年くらいかな。死んだ時はしばらく虚無感に苛まれるので、何ヶ月かインターバル置くけど。
10時間分のデータが消えるなんてザラ。最後のステージのラスボスで死んだやつもいたっけ。人はここまで悲痛な叫びを出せるのか、と思わずにはいられない魂の慟哭を何度も聞いてきた。
いやー、ここまで本気で熱くなれる協力ゲームは中々ないよ。
今ではだいぶ皆も上手くなって、余裕でステージを回して武器探ししてるけど、いつ死んでもおかしくなかった最初の頃は本当に楽しかったな。
ゲームは誰かと遊ぶのが楽しいのは言わずもがなだが、感情を共有できた時の面白さは本当に凄いものがある。
エイリアンネーションのハードコアは、苦しさ、喜び、達成感、そして本気の熱量を皆で分かち合える、最高のゲームだ。

このゴールデンウィークで、全てのステージの最高難易度をクリアーし、最適解と思える武器をみんな手に入れて、あとは最後の難関である最高難易度アークシップを残すだけとなった。
ここまで来るのに去年の始めた頃から100時間はかかった。アークシップのラスボスで二度散ったフレンド曰く、この先こそ本物の地獄らしいが。
これをクリアーしたら、流石にエイリアンネーションをもうやることはないんだろうな。ハードコアは確かにそれだけで楽しいが、目的が無ければ前に進めない。最高難易度アークシップの他には壁はなく、これでエイリアンネーションも終わりだろう。
寂しいな。常々ゲームには明確なゴールがあるべきだ、と言い続けている俺だけど、まだ終わって欲しくないよ。もっと仲間と一緒にエイリアンネーションで苦しみ、喜びたかった。
・・・なんかこれ、アークシップのラスボスで死んで、俺たちのエイリアンネーションはこれからだ!ってなるフラグにしか見えないな。


・斉木楠雄のΨ難

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最近の斉木楠雄はすげー面白い。もう前期の方がどうとかグチグチ言ってたの全て吹っ飛ばす面白さ。
特に平凡キャラ佐藤君が出てくる回は外れがない。高校野球の話はゲラゲラ笑った。
そんな斉木楠雄もこのクールで恐らく終了。原作は既に終わったとは言え、あと1クールやるくらいのストックはありそうだけど、最終回の伏線も張ってたし、今回で終わりだろう。
嫌だ、まだ終わって欲しくない。やだやだやだ。ギャグ漫画なんだし、終わらせなくて良いじゃん。結末なんかなくても良いじゃん。ずっと続けてよ!
この作品の雰囲気が、ほんと大好き。理屈なんか関係なしに純粋に斉木楠雄のΨ難が好きで好きで仕方ない。
未だに俺は何でこのアニメがこんなに好きなのか説明できない。本当に好きなものは、理屈なんか関係ないんだな、とは言いたくないけどね。FFも、ダークソウルも、好きな理屈がちゃんとあるから。
斉木楠雄のΨ難に関しては、俺のツボにミラクルフィットしてるから、としか言いようがない。こんな感覚は滅多にない。原作の麻生氏がまたギャグ漫画を書いて同じスタッフがアニメ化したって同じ気持ちにはなれないだろうなと思う。
そんな滅多にない作品がもうすぐ終わってしまうのは本当に嫌だ。どうにかして!


・シュタインズゲート

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久しぶりに見たら凄く面白かった。カオスチャイルドも2クール使ってこれくらいしっかり話を詰め込んで欲しかったよ。


・リング リバース

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やっぱりリングの話は好きだなぁ。呪いを超常現象としないで何とか謎を解明しようと頑張るから、ホラーなのにちゃんとストーリーがあるよね。
このリングも一作目のリメイクだけど、それだけにちゃんと謎解きしていて面白かった。
別に呪いのビデオを見ても、コピーして誰かに見せれば良いんでしょ?という割り切ったスタンスで、大学教授が生徒を使って大掛かりな研究をしていたのも愉快だったな。誰もが呪いのビデオのシステムを聞いて思うことだもんな。


・クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード

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野原一家の今夜の夕食は焼肉で決まり!みさえがコツコツと節約し、そのお金を奮発して高級肉を買っていたのだ!朝からテンションが上がるしんちゃん達。さぁ今日は早く家に帰ろう!
という導入から、衝撃的な早回しの展開。突然の来訪者がやって来て、そこから指名手配までされるのに5分とかからず、春日部中の人間から野原一家は追われる羽目になる。謎の組織が追う理由も、アレを返して貰いたいから、というだけで、アレが何なのか分からない。
おいおい、いくらなんでも巻き込まれ方がいい加減過ぎるだろこれ。
最後まで見ても、ストーリーなんて無きに等しい。基本的に逃げてるだけ。キャラの扱い方も適当だし、黒幕の目的も至極どうでも良い。アレの真相も大したことなかった。内容は全くない。
でも、余韻がとても良いんだよな。ストーリーは確かにない。だけど、家族みんなで焼肉を食べる、という最高のエンディングがある。それがこの映画のストーリーの全てだ。
今日も朝から仕事を頑張ろう。今日は幼稚園でお遊戯だ。また家事を終わらせないと。
そんな当たり前の日常の中で、野原一家はたまたまこの日、指名手配されて春日部中から追われ、悪の組織と戦って、ぶりぶりざえもんに変身して、という一日を過ごしただけだ。
一仕事終わったな。じゃあ家に帰って焼肉を食べよう。この映画はただそれだけの物語であり、だからこそ観た人は自分の事に置き換えて捉える事ができる。素晴らしい家族映画だと思う。


・クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ!

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前半から中盤にかけてのホラーテイストな雰囲気はかなり見応えがある。風間くんのお母さんやミッチーの変異っぷりは子供を泣かせてやるというくらいの勢いで、ホラーへの意気込みは相当なもの。
何故かドッペルゲンガーはサンバを踊るというクレしんらしい設定も、訳が分からなくて不気味さを加速させている。
しかし、恵まれた序盤からダメダメすぎる終盤。感動ものにしよう、って流れが無理矢理過ぎるのよねー。やるなら自然にやれって。あ、作者がキャラ動かしてるな、ってのがバレバレの展開は冷める。


・クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル

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チャレンジ精神を感じるクレしん映画の中では王道に徹した作り。
アフロとアクション仮面のバトルは結構盛り上がったな。バトル中の掛け合いが面白かった。


・クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕日のカスカベボーイズ

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クレしんは本当自由だよなー。同じく長寿アニメのドラえもんやコナンは、映画ではこうしなきゃダメ、というテンプレートが強固に見えるけど、クレしんはギャグさえそれなりにあればOKで、ストーリーや世界観の自由度はかなり高いように思える。
だから魅力的なものが多いんだろうなー。


・クレヨンしんちゃん 超時空!オラの花嫁

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何十年後かの未来のクレしんキャラが見られる、というのは面白い。風間くんはエリートサラリーマン。ボーちゃんは科学者。ネネちゃんは幼稚園の先生。マサオくんはコンビニ店員。ヒマワリは国際警察。
みさえは三段腹を超えた樽体型になってるし、ヒロシはハゲ。うーん、生々しいリアルを感じる。
ストーリーは面白くない。というか、話を面白く見せることが出来てない。演出が変。しんちゃんをカッコ良くしようとし過ぎで、滑ってる。とりあえず止め絵で迫真な感じを出すのはやめて欲しい。ほんと安っぽく見えるから。


クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!黄金のスパイ大作戦!

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いつも映画では活躍するカスカベ防衛隊の面々は片隅に追いやられ、今作はしんちゃんとレモンの2人の関係をメインに据えている。
レモンに最初スパイとして手ほどきを受け、仲も深めていくのだが、その裏には陰謀があって、途中で裏切られるなど、二転三転する展開は面白い。
レモンというキャラもメッセージ性があり、親に言われるがままに何も疑わず世界の治安を揺るがす兵器を盗み出してしまい、何でも親の言うことを聞くのが正しいのかという親と子の関係性を考えさせられる。
そんなレモンが、私利私欲のために兵器を作っている黒幕に加担する親に向かって「嫌だ」と拒絶し、「大人なのに悪い事が分からないの?」と言い放つシーンは、ハッとする。自覚してるさ。だけど、分かってるのに悪い事をしてしまうのが大人の醜いところなのよね。
だからこそ、子供の純粋さが眩しい。メガヘガデルという兵器の素となる芋を食べ切れば、世界は臭くならないで済むはず、と考えるしんちゃんとレモンの単純で真っ直ぐな考えが、清々しい。
少量で都市機能すら麻痺させるガスを放つメガヘガデルを全部食べた二人の腹はもちろん大変なことになる。辺りの草原を埋め尽くすくらい腹が膨れ上がって、惑星を消しとばしたデススターのレーザーにも匹敵する高出力のオナラを放出するシーンはあまりにも馬鹿馬鹿しすぎて最高だった。
お馬鹿な事を全力でやる。そして世界は平和になる。やっぱりクレしんは良いなって思う。


クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

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大人帝国に匹敵する大傑作。
ロボットだから心はない。そんなことは分かりきってる。
だけど、それでも人間とロボットの壁を超えようとするロボとーちゃんの本物の家族愛に感動した。


・ヤクルトスワローズ

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もう見るのが嫌になってきた。だって絶対に大事な場面で打たれるし、絶対に大事な場面では打てないんだもん。凄いよほんと。ここまで来るとそうなるようにシステムでも組まれてるのかと疑ってしまう。
つまるところ競った試合で殆ど勝てない。何でもそうだけど、野球は接戦が面白いのに、その接戦でまず勝てないんだから見る気が失せる。
でも、たまにこの前の広島戦みたいな、9回2死からホームランで追いついて、10回に勝ち越されるもその裏で追いついて、次の回でサヨナラ勝ちみたいな面白い試合をやってくれるからまた見ようかという気になってしまう。
スワローズは飽きないね。