全く話が進まない日記




後回しにしていたクレーム先への謝罪に行く。丁重に謝っている元伝説の龍、桐生一馬。しかし先方の社長はネチネチ怒っている。やめて下さい。社会人になる前から俺の働きたくない精神が爆発しそうになる。
お詫びとして日本酒を渡す。実際問題こういう場合って何を渡したら良いのだろうか。日本酒は明らかにアウトだと思うが。まぁ先方が喜んでいるから良いか。

終わったことを社長に連絡。飲みに行こうと誘われたので承諾。飯を奢ってもらう。店を梯子したあと、更にキャバクラへ行きたいと喚き出す社長。桐生も渋々ながら付き合うことになる。
案の定キャバクラにチンピラがいる。よせば良いのに一喝しようとする社長。あえなく返り討ちにあって昏倒。仕方ないので桐生が締め上げる。戦闘は相変わらず微妙。いっそのことバットマンみたいなカウンター主体の戦闘システムにして欲しいな。

自宅に戻る。凄く質素なアパート。一息ついてると何故かキャバクラにいた女がただいまとか言いながら入ってくる。それに対してお帰りとか言っている桐生さん。まさかついに彼女が出来たのか?
と思ったが単に女が押しかけてきているだけだった。女は色々と世話を焼こうとするが、桐生はあまり気に入らない様子。

次の朝。いつものように勤務時間が近付いている。さて今日も頑張って働きますか。
と思ったのは自宅を出てから数分の間で、実際は川釣りに勤しんでいるサボリ魔の桐生さん。はっきり言ってつまらないんだけどね。数あるオマケの釣りの中でもワーストに近い出来。はぁこんなくだらないことしてないでさっさと出社するか・・・と思ったが、釣りをしている人に今から海釣りに行かないかと誘われる。思わず今日は仕事が休みだと言ってしまう元極道組織のボス、桐生一馬。
数分後、桐生は堤防に立っていた。早速無断欠勤である。

「よし、今から三回糸を垂らして、マグロを多く釣った方の勝ちな!」

と、意気揚々に釣り人は宣戦布告してくるのだが、こんな浅瀬にマグロなんているのか?マグロって遠洋に棲息しているイメージがあるんだが。しかも一本釣りかよ。
海釣りのシステムは案外凝っていた。つうか普通にムズイ。どうぶつの森とは訳が違う。しかも苦労して釣り上げたのがドラム缶とかふざけんなと言いたくなる。
結果的にマグロを一匹釣り上げる。勝負は引き分けだった。その釣り人は寿司屋を経営している職人で、帰りに海鮮丼をご馳走してもらう。

何事もなかったかのように出社する。龍が如くの世界は時間の概念がないから気楽で良い。同僚の先輩にタクシー運転の心得を教えてもらうことになる。
初めてのタクシー運転。GTAでは散々暴走してきた俺だが、龍が如くでそんな乱暴運転は許されない。急停車急発進は御法度だし、信号無視など言語道断。進路変更の際にはウィンカーを出す必要すらある。当然法定速度も守らなければならない。
交通法規・・・安全運転・・・くそ、やめてくれ!俺のトラウマを呼び起こさないでくれ!教習所の見極め試験で4回も落ちたあの時の屈辱が脳裏に蘇ってくる・・・停止線超えたり信号無視したり優先がメチャクチャだったりと、あの時は完全にドツボにハマってたな。

初めてのお客さんを乗せる。お客から無愛想なところを突っ込まれてしまう。いや、無闇に愛嬌を振りまく桐生さんなんて見たくないです。
と、唐突に衝撃が走る。赤い車がタクシーに寄せてきている。故意であることは明らかだ。

「あいつらはデビルキラーっていう走り屋だ。勝手に勝負をしかけてきては金を巻き上げてくる達の悪い連中だ」

走り屋風情の風上にも置けない奴らだな。プライドってもんがないのかよ。しかもよりによってタクシーに勝負しかけてくるとか、走り屋とは名ばかりで単なる恐喝目的のチンピラだな。

「俺のことは良いから、あいつらにギャフンと言わせてやれ!」

と、お客からのお許しが出たので、ギャフンと言わせてやることにする。ようやくぶっ放せるぜ。
制限が解除されたタクシーのスピードは凄まじかった。レース用に改造したであろう相手の車と張り合ってみせるタクシーのポテンシャルに驚愕する。しかもいつの間にかブースト機能が取り付けられている。最後にブーストをぶっ放して勝利。タクシー運転手に負ける走り屋って一体。

本社に戻る。これ以後からタクシーミッションが遊べるようになったのでさっそくやってみる。今回のお客はカップル二人。どうやら最近付き合い始めたらしい。男の方はかなり緊張しており、桐生に協力を求めてくる。
彼は所謂重度の萌えオタクなようで、彼女との会話の節々から二次元用語が飛び出してくる。その度に誤魔化そうとする彼の話に合わせてあげる意外と機転が働く元伝説の極道、桐生一馬。男が彼女の好みを聞き出す。

「私、ありのままの自分でいる人が好きだわ。明るかろうが暗くかろうが構わない。本当の自分から目を背けない、偽りのない自分でいる人が好き」

中々ハードルが高いことを仰りますね。今回の場合、自分の趣味が周りから冷淡な目で見られているからって隠そうとしているこのオタクは問題外ということになるな。
彼女の言葉を聞いて慌てたオタクは、桐生さんどうしましょう!?とアドバイスを求めてくる。ここで選択肢。今すぐ二次元トークを始めるんだ!を選ぶ。
別に萌えオタクだって良いじゃない。良い歳してゲームが好きでも良いじゃない。他の何を取り繕っても良いと思うが、自分の好きなものだけは偽らないで欲しい。趣味が幼稚だと言われて馬鹿にされることよりも、自分の好きなものを自信を持ってこんなに好きなんだ!と言えないことの方がよっぽど情けないと俺は思う。趣味に格調を求める奴の言うことなんかほっとけば良いんだよ。と、ゲームオタクの自分自身に言い聞かせる。
桐生のアドバイスを受け、フルスロットルでオタクトークを飛ばし出す男。これで自分に偽りのない人が好きだと言う彼女のハートもゲット・・・かと思いきや完全にドン引きしている彼女。

「あなたの趣味は否定しないわ。でも順序ってのがあるでしょ。いきなりそれを全面に出されても、私の気持ちはどうなるわけ?あなたは人の気持ちを考えられないのよ」

そうだな。好きなことに自信を持つのは大切だが、それを押し付けるという形で表現しては駄目だな確かに。彼女の言うことは圧倒的に正しい。というわけでオタク君どんまい。

仕事を終え、福岡の街をふらつく。困り果てた学生がいるので話しかけてみる。模擬試験前なのに、参考書の答えを忘れてしまったので試験に臨めないと泣き言いっている。いまいち意味が分からないが、参考書の答え合わせをするのが試験前の彼の日課らしい。仕方ないので桐生先生が教えてあげることにする。解答は5択。

・「軍にじゅう属する」のじゅうと同じ漢字になるじゅうを選べ。

小学生レベルの問題じゃねーか。楽勝楽勝。

・サイコロを2つ転がして合計の数字が7になる確率は?

ぐ・・・数学か。俺は典型的な文系人間なのでこういう問題は・・・と思ったが、流石にこれくらいの計算は出来る。

・桜田門外の変で殺された大老の名前は?

はいはい顔がやたらむくんでいるあの人でしょ?余裕余裕。

・物体がある位置にあることでたくわえられるエネルギーの名称は?

問題に答えが書いてあるがな。これ本当に大学レベルの問題かよ。

・Be out of orderの意味は?

全くもって分からん。海外のゲームをやってればいつか英語が上達するのではないかと思っていた時期が僕にもありました。

最後の問題で間違ったにも関わらず、桐生が自信を持って答えていたことに対して受験生が感銘を受ける。

「おじさんには教えられました。迷いもなく強い意思で選び取った答えは、成否に関係なくそれだけで価値があるということを」

いや凄く良いこと言ってるんだけど、随分強引に至言を引き出す展開に持っていったな。自分の選んだ道に関してはその考え方を持つ事が大切だと思うが、テストを解く際にはある程度自分を疑ってかかった方が良いのでは?

自宅に戻る。くつろいでいるとチャイムが鳴る。引っ越しの挨拶だと言うので出ると、新聞の勧誘だった。強引なやり口にイラっときたが、新聞は読んでみたいので購読してやることにする。しかし初めは一ヶ月だと言っていたのに、何故か半年の契約にされる。伝説の龍と呼ばれた桐生相手にとんでもない営業をしてみせるこのセールスマンに畏怖の念を覚える。洗剤も付くから!という勢いに押され、購読。まぁ金はあるしいっか。

全然話が進んでないがやめる。今日はここまで。