東京は遠い



ヴェルサス早く出ないかなーと思いながら、ひたすらバイオ5を繰り返す学生最後の夏休み。実際のところもうかなり飽きが来てるんですけど、コープが面白過ぎて中毒になる。コープ怖い。何この黒魔術。と言ってもバイオ5以外のコープはそれほどのめり込んだ事がないので、単純に協力プレイにおけるバイオ5の出来が素晴らしいと言うことなのだろう。
ざっと思い付くだけでも、弾を分け合えたり、サンキューなどの軽いコミュニケーションが取れたり、キャラの動きがデフォルトでトロいからそれぞれのカバーし合いが重要だったり、敵に掴まれた味方を助け出せたりと、協力プレイで一番大切な共闘の部分をこれでもかとフィーチャリングしていることが分かる。
例えば他のゲームのコープだと、ただ一緒に敵をなぎ倒すというだけの付け焼刃なものが多く、確かに一緒に戦ってはいるが仲間が無機質に感じてしまい、別にCPUと変わらなくね?という心境だった。でもバイオ5は、弾の分け方一つ取ってもその人の個性が浮き出ているから、テレビの向こう側にちゃんとプレイヤーが居るんだなということが強く感じ取れる。コープゲーとしてこれほど良く出来たゲームはない。
まぁバイオ5の他にコープに特化して作ったゲームが見当たらないというのはあるけどね。コープ特化にすることのデメリットは当然あるわけで、例えばネットに繋げない人はそれだけでそのゲームの魅力が半減以下になってしまうかもしれないし、危険な賭けでもある。だからコープはあくまでオマケとして作るゲームが多い。でもそのリスキーさを乗り越えてこそ、ゲームの面白さは達成されるものなんだなぁと、バイオ5をプレイして改めて思った。
他にもコープによって犠牲になった点は色々ある。二人での潜入によってホラーの緊張感はなくなり、マッチングし易いようにチャプター毎にやり直し可能にしてサバイバル感も薄れさせた。それを犠牲にしてでもバイオ5はコープとしての面白さを追求したかったわけだ。結果としてバイオ5はコープゲーとして文句の付けようがない出来に仕上がった。

ゲーム作りは難しい。オリジナル作品ならある程度自由に出来るが、シリーズ作となると、シリーズのオリジナリティを守りながら、変化も加えなければならない。何を守って何を変えるか。その落とし所にクリエイターは頭を悩ませてそうだ。バイオシリーズは、大胆に取捨選択して、モデルチェンジを図ってきた。結果としてオリジナルバイオの頃からはゲーム性が180度変わったが、それでも未だに多くの人に受け入れられていることに、カプコンの高い技術力を感じる。
まぁ中には変化すること自体をオリジナリティにしてしまったFFという存在もあるわけだけど。FFほどクリエイターがやりたい放題出来るシリーズは世界中探してもないよ。しかも売れることが確約してるから巨額の金銭と長い時間をかけられる。これほどクリエイター冥利に尽きるゲームはないだろう。その代わり、叩き続けられる事が運命付けされた、ある意味一番難しいシリーズでもあるんだけどね。変化するって事は、何かを切り捨てる事だから、それだけ反発も大きい。
そのFFのアイデンティティをないがしろにして挑戦することを放棄し無難にまとめたFF13-2は俺の中で大不評だったが、あくまで13の続編なので仕方ないと無理矢理納得し、そろそろナンバリング新作が出て来ないかしらとネットでFF情報を調べてると不穏な発言を目にしてしまう。

「ライトニングサーガは走り始めたばかりです!」by北瀬Pro

むむむ・・・ これはこれからも13の素材を使い回してFFを作っていくよアピールなのか、単なるDLC含めた13-2の完全版や13と13-2のバンドルパック発売の展開を言ってるのか判断に困るな。ライトニングの物語を補完していくコンスピレーション作品に注力するという意味で言ってるのならば、10-2を見ても13-2を見てもレヴァナントウイングを見てもクライシスコア・・・はまぁそこそこだったけど、FFスタッフに続編を作るセンスがないのは一目瞭然なのだから、いつものように新しい事だけをやってろと言いたい。それだけをひたすら言い続けたい。まぁ同時にFF15も作ってるなら別に良いけどね。

今年はFF25周年でその割には大した発表がないが、8月31日〜9月2日に東京で行われるファイナルファンタジー展で何かしらの情報は出てくるはずなのでそれに期待したい。ってイベントのスケジュール見てると、ライトニングサーガ以外マジで何もなさそうだなこれ。ヴェルサスの新情報来てくれ!

こうしてまた無駄にやたさんの夏休みは過ぎ去っていくのであった。