ラストエピソードは何とか自力で出来たけど、シークレットはネットの力を借りることに。
条件が面倒すぎる。最初からプラウドで始めとけば良かった。
シークレットはやっぱり見た方が良いかな。物語の印象は変わらないけど、これまでの全シリーズをリンクさせた描写を見れるし、次回作を匂わすようなセリフもある。
ラストエピソードは難易度ノーマルでも、3人ともラスボスを倒したら無条件でそのまま遊ばせて欲しかったよ。
これの存在に気付かず売ってしまった人も少なからずいると思う。
この章を見ないと中途半端な終わり方に見えちゃうよなー、もったいない。
まあ、結局シークレット見ないと消化不良だけどね。

それにしても、このシリーズはやはり只者じゃない。1、2をプレイして全体的に物語の底の浅さを感じたが、これは説明不足で掘り下げられてない部分が多いことが起因しての印象だった。
ところがBbsをプレイしてその印象は変わった。
一作品という単位で見ると底は浅いが、シリーズ全体でストーリーを追うととんでもなく緻密で計算されている。
計算というのは物語の出し入れのこと。伏線の張り方が実に上手い。
今まで説明不足で空白とされてきた箇所を、単に補完という形で無理矢理付け足しただけならば、そこまで感動しない。
しかし、キングダムハーツは極めて自然な流れで物語が繋がっている。
そこには俗に言う、ご都合主義は存在しない。
ストーリーを広げすぎて収拾がつかず、辻褄が合わないところはご都合主義で済ませてしまう作品を何度か見てきた。
キングダムハーツシリーズも物語を広げ過ぎてる感はあるが、因果関係がしっかりしているから破綻することがない。
ゼアノートが放浪して倒れていた理由、ソラが闇で出会った謎の鎧、ヴェンとロクサスが似ている理由。
今まで疑問に思っていた謎が明かされるたびに、こんな細かいところまでプロットされていたのかと驚かされる。

Bbsでいくつかの謎は明かされたが、同時にまた謎が増えた。
リアとアイザの目的は一体何なのか。物語の根幹を握るキーブレード戦争とは？
アクアはどうなるのか
興味は尽きない。
次回作への期待は増すばかりだ。