パチパチ
・『ペルソナ5 スクランブル ザ・ファントム・ストライカーズ』
少し前からスマホでブログを見たときの記事一覧に拍手数が強制的に表示されるようになってるけど、殆ど拍手を貰えない俺には晒し上げにしかなってないからやめて欲しい。
何故かグミの記事だけ23も拍手あるけど連打したの誰だよ。遠慮せずもっと他の記事でも連打してくれ。
ジャンルがアクションになったペルソナ5の続編。
面白いです。無双シリーズのコーエーが作ってるけどあんまり脳筋志向ではなくて、仲間やペルソナの切り替え、スキルの選択、SPのやり繰りなどRPG的な仕組みが大量に組み込まれて無双よりも圧倒的にペルソナ色の方が強く、アクションなのにあまりにも考えることが多すぎて最初は詰め込み過ぎだろうと思ったけど慣れれば問題なかった。
難易度ノーマルでも強敵は強いのでペルソナしか遊んだことないというファンには結構厳しい気もするが、これくらい難しい方が面白いのは間違いない。
本編と違って攻略できないとスケジュールが進んでしまうという焦燥感もないし、ゆっくり遊べるようになっているので難かしめにしてるんだろね。
アクションは忙しいが、強化やアイテムのガブ飲みで何とかなるRPG的な懐の広さもある。なかなか良いバランスで作られていると思う。
あーなんかこのゲームやってるとまたペルソナ5がやりたくなってきた。
だって本当に面白かったもんなペルソナ5 。中々集中力が持続しない俺がクリアーまでの90時間一瞬もダレることなく遊び続けることができた奇跡のゲーム。
もうすぐPS4の世代も終わるけど、フロムの作品を除けば今世代で一番俺が楽しめたゲームは間違いなくペルソナ5 だった。
5が出るまではむしろ俺はこのシリーズのことが嫌いだったんだけどね。苦手なゲームでも付き合い続けていればこういう出会いがあるから面白いよな。
これからも気になったゲームはどんどん遊んでいこう。
・『ミッドサマー』
現在上映中。
友人に誘われスウェーデン奥地のコミューンで90年に一度行われる夏至祭に参加した学生一行。しかしそこに住む人々は何かがおかしかった。
怪しい集落の人々が怪しいことをしていて他所から来た人間がお約束のように一人一人消えていくという典型的なオカルト映画だったけど、柔軟剤のCMばりに明るく開放感のある絵作りが特徴的で、このジャンルにありがちな外連味全開のC級感があまりなかった。
そして意外とストーリーがしっかりしている。大切なものを喪失した人間が新たな拠り所を手に入れる救済の物語というストーリーラインがハッキリしているので、すんなりと描写が頭に入ってくる。単なるカルト映画ではなかった。
ただ、あんまり予想を裏切ってはくれなかったね。同じ監督の「ヘレディタリー/継承」に比べるとオーソドックスな内容だった。
俳優の泣き顔の演技は相変わらず迫真だったが。
・『アス』
“ウィルソン一家は休暇を利用してサンタクルーズにある別荘に遊びに来ていた。
ビーチでひと時を過ごし、別荘に帰った夜、ウィルソン一家と同じ姿をした4人が玄関の前に立っていた。"
ピークは主人公一家のドッペルゲンガーが玄関前に仁王立ちしていたところまで。
そのシーンまでは迫力のあるホラー映画だったが、あとはひたすら緊張感のない展開がダラダラと続く。
同じ監督の「ゲットアウト」は主人公が追い詰められた土壇場のタイミングでアクションを持ってきてたので痛快だったけど、これはもう最初から鼻息が荒く基本的にウィルソン一家が無双しているのでカタルシスが弱い。
オチも簡単に想像がつくし、驚きもあまりなかった。
・『遊戯王アークファイブ』
83話まで見た。
アークファイブはストーリーやキャラクターも魅力的だが、デュエルも面白い。その点に関しては名作ファイブディーズよりも明らかに上。
なんというか、使用されるデッキやデュエルの流れにちゃんとキャラクターの感情や背景が感じられるんだよな。
特に黒咲隼のデュエルはカッコ良い。故郷を滅ぼされてギリギリの瀬戸際に追い詰められながらも、必ず敵を殲滅させるという復讐の熱を心の中に燃やし戦い続ける彼の殺気がデュエルを通して伝わってくる。
敵が多用する融合召喚を徹底的にメタしたテーマデッキを使用しているのも彼の本気さに説得力を与えていて良い。
あまり出番の多いキャラではないが、間違いなくこのアニメの第二の主人公は彼。デュエルの演出の気合の入り方が明らかに他のキャラクターとは違う。
主人公が主張する「デュエルはみんなを笑顔にする」という願いがこのアニメの主題であるのは間違いないが、それを実現するには笑顔を捨てて何かを犠牲にする戦いをしなければいけないということを黒咲は教えてくれる。
彼がいないとこのアニメはただ綺麗事を垂れ流しているだけのストーリーになってしまうので、そういう意味でも存在は大きい。
・『ベターコールソウル シーズン5』
待ってました!ベターコールソウルの新シーズンが今週からついにスタート!
と盛り上がったけど、最後に見たのは一年前なので記憶が怪しい。
いや、ちゃんとストーリー覚えてるんだよ?覚えてるけど、あのとき彼は何を考えていたのかとか、何故あんなことをしてしまったのかとか、そういう細かいところで朧気な部分が大量にある。
他のドラマやアニメならあんまり気にしないけど、ベターコールソウルはそういう些細な部分がちゃんと繋がってこの人はこういう人間なんだよと描写してくるところに面白さを感じ取れるドラマなので、間が空くと結構辛い。
こういうドラマは一気見した方が良いんだろうけど、完結するまで待つことなんて出来ない。
かと言って最初から見直すのも・・・ね。結構見ていて辛い気持ちになるドラマだから。
・『スコア』
この映画に出てる俳優のエドワード・ノートンが好きなので見てみた。
一度見たことのある映画だった。でも殆ど記憶にないシーンばかりで、結構面白いのになんでこんなに印象に残ってないんだろうと思ったら、最後があまりにもあんまりな酷い終わり方だったので、昔の俺はこの映画を見なかったフリをしたのだろう。
ほんと、あんな100年前から使われてるようなオチのためにエドワードノートンをカッコ悪く見せるのやめてよね。
・『レッド ドラゴン』
これは清く正しくエドワードノートンがカッコ良い映画。
というかお気に入りの映画なのでもう何回も見てる。何回見ても面白い。
俺としてはエンタメ映画としてかなり理想的な作り。有能な主人公と有能なヴィランが対峙するという構造が魅力的で、殺人鬼が全盲の彼女に恋をしてしまうというエピソードで奥行きを作っているのも良い。
・『ゴーストストーリーズ 英国幽霊奇談』
え・・・え、なにこれ。怖いんですけど。マジで怖かったから一回中断して寝たあと、翌日に見直してようやく終わった。
なんで?おれ、ホラー強い筈なんだけど・・・実はそうでもなかった?それとも単純にこの映画が怖い?
ストーリー仕立てでなく、あり触れた日常の中でホラー現象を体験してしまうという作りなので、なんか親近感が湧いてしまう。自分にも起こり得るんじゃないかと思えてしまう。そこが怖く感じてしまう理由の一つ。
あと単純に演出が怖い。ライトに照らされる揺らいだ顔のようなものが実はただのモップだったとか、安心したけどほんと怖かった。
・『レゴ ムービー パート2』
はぁ。良い話だなぁ。
人にはそれぞれ好きなもの、嫌いなものがあって、みんながみんな最高だと思うものを作ることなんてできっこないけど、そういう個人の好き・嫌いを認め合うことができれば、みんなにとっての最高に近いものを生み出すことができる、ということを、ストーリーとして分かりやすく伝えてくれる。
理想論に違いないが、レゴという無限の可能性に満ちたおもちゃが舞台になっているだけに、真実味があった。
・『悪魔城ドラキュラ キャッスルヴァニア』
ネットフリックス。悪魔城ドラキュラのアニメ。
アクションシーンは殆どない。ベルモンドやアルカードといった歴代主人公が共闘するという夢のような組み合わせだが、彼らが活躍する場面も極端に少ない。
じゃあ何を描写しているのかというと、ドラキュラと、その陣営に属する人間のストーリーを徹底的に掘り下げている。
とにかくドラキュラが可哀想で仕方ない。彼の悲哀が強く伝わってくるストーリーになっていた。
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