よーし、書くぞー




よーし、やるぞー。ゲームやるぞー。
最近の俺はゲームを5本同時進行中。正直今年は夢中になれるゲームがあまりなかったが、ここに来て一気に楽しくなってきた。


・ラストレムナント

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よーし、やるぞー。ラスレムやるぞー。
戦闘や育成システムが既存のRPGの常識に当てはまらないゲームだが、数年前にPC版をやった事があるので知識は大丈夫!
だと思っていたが、全然大丈夫じゃなかった。相変わらずよく分からん。というか、このゲームはきっちりとした情報をあえてプレイヤーに与えないようにしているんだろな。
ラストレムナントの特徴は、プレイヤーがコントロールできる部分が大きく絞られているところにある。
例えば、このゲームの戦闘は十数人以上の仲間が参加する大規模なものだが、それぞれのキャラに指示を出すのではなく、数人の仲間を一つの部隊として管理してその部隊ごとにしか指示を与えられない。
ガードしろとか、魔法で攻めろとか、回復しろとか、指示も大まかな方針でしかなく、キャラの行動はその指針に合わせて勝手に割り振られる。
その指示にしても全ての選択肢が必ず存在するわけではなく、回復の命令が選べなかったりとか、通常攻撃するしかなかったりとか、なかなか狙い通りにいかないことも多い。
しかも厄介なのが行動の順番を教えてくれないことで、これによって回復の計算が狂ったり挟み撃ちしようとしたら逆に囲まれたりとイレギュラーな事が起こりまくる。
要するにこのゲームは計算が成り立たない。プレイヤーの管理できない部分が多すぎるから。
これは戦闘以外でも同じで、例えば主人公以外の装備はプレイヤーが決める事はできず、仲間が勝手に調達してくる。レベルという概念もなく、戦っていると勝手に色んなステータスが上がっていくし、勝手に色んな技を覚える。
ドラクエで言うところの職業みたいなものもあるが、それも自分で選択することはできず、戦闘をこなしていると勝手にクラスが変更される。それによって能力がどう変化したかは一切説明されない。
もちろん、技にしてもクラスにしても完全なランダムで習得するのではなく、技を使い続けていたら同じ種類の新しいスキルを覚えたりとか、戦い方によってクラスのルートを開拓したりとか、戦闘のやり方次第でコントロールすることはできる。
しかし、ここで問題になってくるのがランダム性の強い戦闘システムで、思い通りに行動してくれないから育成に対しても大きな影響が出てくる。例えばポーションスキルのレベルを上げたくて回復の指示を積極的に出すけど、そのキャラはポーションではなく魔法で回復しようとしたりとか、そんな事がしょっちゅう起こる。
じゃあとにかく戦闘をひたすら繰り返せば良いじゃん!と思うかも知れないが、このゲームは戦闘の回数や倒した敵の強さによってバトルランクというものが上がっていき、それが上昇することで敵が強くなってしまうシステムが存在する。下手すれば、プレイヤーの成長速度を超えるスピードで敵は強くなる。
とにかくこのゲームはわざと情報をボカしていて分かりにくいし、戦闘も育成もプレイヤーが簡単にコントロールできないようにしている。なのに、安易な雑魚戦の繰り返しでキャラを強くしてゴリ押す、という事が出来ないようになっているのだから嫌らしい。結果的に、異様な難易度を誇る、とんでもなく難しいゲームに仕上がっていた。
ラストレムナントは戦闘と育成に比重を置いたゲームであるが、時間をかけてひたすらレベルを上げたりとか、素材を集めて強力な装備を作ったりとか、それで解決できる単純なRPGではない。
意思を持ったように勝手に成長するキャラクター。イレギュラーだらけの何が起こるか分からない戦闘。思い通りにはいかないから、何回も軌道修正を求められる。修正に修正を繰り返して、なんとかやり繰りして、迷った時は自分の経験に基づいた勘を頼りにして、そうやってちょっとずつ舵を取って自分が思う結果を得られた時の達成感は凄い。
いやー、やっぱり面白いよラストレムナントは。予定調和がないもん。予測がつかないから、自分で完璧にコントロールできないから、刺激的で面白い。
普通のRPGはプレイヤーが隅々までゲームを管理できるようにしているものが殆どだが、あえてそれを阻害するようなリアリティを取り入れているのだから凄い。実に斬新だし、それが面白さに繋がっている。
何が起こるか分からない世界。ラストレムナントの世界は生きてるね。


・大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル

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よーし、やるぞー。スマブラやるぞー。
オンラインは興味ないから、とりあえず一人モードだな。今回はスピリッツというのがキャンペーンに相当するのか。カービィ以外のファイターが全滅してしまった世界でみんなを取り戻すんだって。
フィールドはボードゲームのような盤上マップ。これがめちゃくちゃ広いし、仕掛けも多い。結局やることはバトルを繰り返すだけだが、色んなゲームのパロネタを含んだシチュエーションで戦わせてくれるのでユニーク。
床が凍っていたり、操作が左右逆転したり、敵がメタル化だったりとシチュエーションは様々だが、スピリッツと呼ばれるアシスタントを使って不利な環境を軽減できるのがRPGっぽくて面白い。結構難しく調達されているからスピリッツの組み合わせも考えさせられるね。
意外とスマブラ面白いな。WIIUのやつは2時間くらいで飽きたが、スピリッツモードが面白いから割と遊んでいられる。
スピリッツで解放したキャラは12人。まだまだ先は長いっすなー。


・ジャッジアイズ 死神の遺言

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よーし、やるぞー。ジャッジアイズやるぞー。
すげー龍が如くだこれ。新規タイトルなのにこの溢れ出る龍が如く感は凄い。
とは言え差別化しているところもあって、主人公が探偵なので暴力よりも忍んだ立ち振る舞いで行動する事が多い。
尾行や変装、ピッキング、ドローン。そこまで奥深いシステムがあるわけではないが、映像のクオリティが中々なのでそれっぽい雰囲気は味わえる。
そして何と言っても主人公がキムタク。しかも扱いに全く遠慮がない。既に色んなところで話題になっているけど、コンビニの中で破壊の限りを尽くしたり、チンピラの頭を電子レンジでチンしたり、人妻ヘルスで待ちぼうけを食らったり、キムタクを使った面白すぎる画をたくさん見ることができる。
ストーリーも凄い先が気になるし、どんどん進めていきたいですね。


・デラシネ 

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よーし、やるぞー。デラシネやるぞー。
ソウルシリーズの宮崎氏がディレクターを務めるということで気になったが、moveが2本必要という現実的な問題が立ちはだかっていた。
買っても良かったが、友達が貸してくれるというので保留して、意外と貸してくれるまで時間がかかって、ようやく2本揃ったのでプレイ。
あっという間にクリアー。5時間くらい?まぁそんなものか。VRだし、あまり長くても疲れる。
そしてストーリーが全く分からなかった。あまりにも分からないのでネットに転がっている考察を読む。
ふむふむ。あー、はいはい、そういうことなのね。語られる話だけ見ると大したことないけど、実はその裏にとんでもなくスケールが大きい世界設定があって、ドロドロした思惑も隠れているという、如何にも宮崎氏やフロムソフトらしい世界観が構築されているみたい。
アーカイブとか結構見たつもりだったけど、全然気が付かなかったな。妄想力がない俺は考察とか凄い苦手。
ダークソウルも同じような手段で世界観とストーリーが構築されていたが、あれはアクションがメインだから問題なかった。しかし今回は物語が主軸なのでフロム脳を全開にしないと楽しむのは難しいね。


・フォールアウト76

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よーし・・・やるぞー・・・フォールアウト76やるぞー・・・
本当はこのゲーム2週間くらいやってない。他のゲームの方が優先順位高くて。
3回目のアップデートも来たし、気になるんだけどね。スキルの振り分けが可能になったり、拠点の仕様が大きく変更されたりと、目に見えるところは勿論だが、聞くところによると、目に見えないところではバランスが厳しくされてよりサバイバル感の強い調整になってるみたいで。
サバイバルゲームが好きな俺としては望むところだが、いつものパターンならこのままフェードアウトしそう。


・来る

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よーし、見るぞー。来るを見るぞー。
・・・なんか、あんまりホラーって感じじゃないな。人間の嫌なところをたくさん描写していて、違う意味で見たくない場面がいっぱい。
でも、そのネチネチした人間模様は主人公たちが直面する怪異と結び付いている。ホラー映画でありながら、ここまでストーリーの比重が大きいのも珍しい。ホラーという意味ではあまり怖くないが、いやーな雰囲気は強く滲み出ている。
ただ、カタルシスは凄い。終盤の大規模な除霊の儀式はそこまでやるかという圧巻のスケール。実にエンターテイメントだった。
陰湿な人間がたくさん出てくるが、彼らも心の奥底では大切な人を愛する気持ちを持っているんだよということを描いていて、ちゃんと人間の良い面を見せてくれるところも気持ちが良い。


・ファンタスティックビースト 黒い魔法使いの誕生

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よーし、見るぞー。ファンタスティックビーストを見るぞー。
えー、あの人そうなっちゃうんだー。えー、あの人が実はあの人と関係があったなんてー。
かなり強引なところもあったけど、驚きはたくさん作っていた。でも、全体としてあまり面白くはなかったかな。


・遊戯王5ds ファイブディーズ

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よーし、見たぞー。遊戯王5dsの第1部をようやく全部見たぞー。
良かったと思う。最後の戦いではあまりにも絆の力は凄いっていう主張が押し付けがましかったけど、絆というテーマは64話もかけてずっとこのアニメが言い続けていたことで、その場でポッと湧いた聞こえの良いだけの主張ではないから、真意としてその声を受け取ることが出来た。
第2部も少し見たが、雰囲気はガラッと変わっている。1部では世界の平和を守るために常に差し迫ったデュエルを強いられていたが、2部ではデュエルって楽しいよね!というノリになる。これはこれでアリ。ニートと化した元キングの姿が笑える。


・電脳コイル

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よーし、見たぞー。電脳コイルをエンディングまで見たぞー。
序盤から伏線を張りまくっていたが、思ったよりも大したことのない真相だった。拍子抜け。
話のスケールも膨らまなかったが、これは電脳コイルの特色と言ったところか。あえて小さくまとめている感じはある。
ただ、このアニメの解答は良かったと思う。終盤、バーチャルの肯定と否定の選択をこのアニメは迫られて、どういう結論を出すのかなーと思ったけど、たとえバーチャルな体験でも心に痛みを感じればそれは本物である、という解答はとても良い主張だと思った。


・アニメの話

よーし、遊戯王と電脳コイルがひと段落したし、なにか新しいアニメでも見るぞーと思って、ネットフリックスやアマゾンプライムやU-NEXTを漁り回る。
グリッドマン。うーん、パス。
からくりサーカス。うーん、つまんない。
あかねさす少女。うーん、合わない。
オーバーロード。うーん、一応マイリストに入れとくか。


・ゴブリンスレイヤー

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うーん・・・これは気に入った!ゴブリン退治に特化した戦士の話。
ゴブリンのスペシャリストなだけあってその知識は深く、ウンチクを聞いてるのが面白い。まだ3話しか見てないが、これだけゴブリンに執着しているのだから当然それ相応の過去があるのだろう。含みがあるという点でも興味を惹かれる。
洞察力が光るバトルも見応えあるし、これを見ているとダークソウルがやりたくなってくる。
最近の俺はゲームのモチベーションを高めるためにアニメや映画を見る傾向にあるが、そういう意味でもこれは俺の需要を満たしている。