E3



【マイクロソフト】

・Xbox one X

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現行xboxoneの上位機種。
PS4でも上位機種としてPS4PROがあるが、Xはより高級志向。xboxはもちろん、現状コンシューマで最もスペックのあるPS4PROよりも遥かに性能が高い。
なのにサイズは小型化された現行のxboxよりも更に小さいのだから驚き。値段も思ったより抑えている印象でPS4PROより100ドル高い499ドル。
xboxone持ってなかったら買ってたなこれ。あれは買うタイミングを明らかに間違った。俺が買った半年後に安くて機能追加して小さくなったxboxoneSが出て、一番のお目当てだったスケイルバウンドは開発中止になって、PC並みに高いだろうと思ってた高級xboxは意外と安い。
と言っても、xboxのゲーム全然やってないけど。気になる専用ゲームが全くないんだもん。俺にとってのキラーソフトだったスケイルバウンドは開発中止するしさ。
正直、xboxはおかしな仕様が多すぎるからゲームをやろうという気になりにくいんだけどね。流石に実績(PS4で言うトロフィー)の表示は上に出るように変更されてたけど。最近までわざわざ下に表示して字幕と被ってたんだからあり得ない。
ただ、買ったからにはxboxでしか出来ないゲームをもっと遊びたい。仕方ないからxbox起動するかぁ、と思わせるソフトを出して欲しい。
Xは11月7日発売予定。日本は未定。


state of decay2

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オープンワールドはどこでも自由に行けてしまうため中々ゲームバランスを調整しにくいが、それを可能とするのがサバイバル要素。
常に下がっていく空腹や乾きなどの体調管理、すぐに無くなる手持ちのアイテム、敵に囲まれた空間、というシチュエーションがプレイヤーの自由を制限。
自由のゴリ押しが通用しにくくなりゲーム進行にメリハリが生まれ、しかもオープンワールドは移動が地続きで嘘のない空間なのでサバイバルのリアリティと非常にマッチしていて、より生きた空間として臨場感のある体験を得ることができるわけだ。
とは言え、オープンワールドは、何の制約もなしに自由に行動したいという需要に対して作られる事が多いからこんな面倒な要素は取り入れないことが多いが、state of decayはそんな面倒なサバイバルに特化して作られたゾンビゲーム。4人コープに対応し、仲間と一緒に広大なゾンビの世界をサバイバルする。
面白そうだけど、日本人がほとんどいないxboxだからなぁ。そもそもローカライズされるかも怪しい。
2018年発売予定。


・ori

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そう言えば前作やってないな。ちょっとやりたかったんだけど。相変わらず雰囲気が良い。


・シーオブシーブス

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海賊の一員になって宝探ししたり航海したりするオンライン用のゲーム。仲間は全てプレイヤー。途中で敵プレイヤーの海賊団と遭遇して対戦していたりもした。
GTAみたいにオープンワールドの中でオンラインするって感じなのかな。面白そうだが、フレンドがいないと厳しそう。



・クラックダウン3

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ジャストコーズやセインツロウ的な、オープンワールドで適当に暴れ回れますよーというまさしく典型的な海外ゲーム。多くの大作海外ゲームの根幹にあるのは映画のシミュレーションという体験性だが、見た目を変えてるだけでやってることは同じだからもう飽きた。
技術を見せるにはそのやり方が一番なのは分かるけど、ゲームの面白さはそこで決まるわけじゃないし。
でも、逆を言えばこれが海外ゲームらしさというやつなので、俺が好きな方向性ではないだけで悪いことではない。


・フォルツァ モータースポーツ7

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相変わらず映像はハイレベルだし、Xで起動したら更に凄いことになるんだろうけど、純レースゲームはグランツーリスモで充分かな。
10月3日発売予定。


・アートフルエスケープ

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ギターを持ったお兄さんが跳ね回る横スクロールゲーム。煌びやかだった。


・スーパーラッキーテイル

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ソニックで見たようなキャラが横スクロールアクションするゲーム。キャラもアクションもステージも全てが普通。


うーん、xboxを起動したくなるゲームはなかった。


【SIE】

・ワンダと巨像

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リマスターではなくリメイク。元々凄かった巨人のクオリティが更に凄いことになっている。
リメイクなので、映像以外にも手を加えてくるだろう。オリジナルは巨人に力を入れ過ぎてフィールドがペラッペラだったので、そこら辺改善して欲しい。
2018年発売予定。


・インパティエント

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VR。アンティルドーンのスタッフが作っていて、同作とも繋がりがあるらしい。
病院を舞台にしたホラーゲームということしか分からないが、ホラーとVRの相性は最高なので期待。


・スパイダーマン

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いやはや、これはまた。映像と演出が凄まじいな。やってることは映画のシミュレーションなので、ゲームとして面白そうとは思えないけど。
面白いゲームではなく、凄いゲームを作る、という典型的な大作海外ゲームだが、スパイダーマンというキャラゲーだから、キャラさえ魅せればそれで良いか。
ゲームとしては薄そうだが、演出がとにかく抜けているので、体験ゲームとしてのクオリティは相当期待できる。
2018年発売予定。


・ナック2

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相変わらず地味っすなぁ。キャラもステージも映像もアクションも。ぜーんぶ地味。同じようなデフォルメキャラゲーのクラッシュやサルゲッチュはもっと目を引く魅力があったのに、何でナックはこんなにも地味なんだろう。
9月5日発売予定。


発表済みのタイトルとリメイクだけであんまり目ぼしいものはなし。


【任天堂】

・スーパーマリオ オデッセイ

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待望の3Dマリオ新作。
そりゃ3DSやWIIUのマリオも見た目は3Dだったけど、あれは2Dスクロールのアクションに奥行きを作りました、というテンポと分かりやすさ重視の内容で、全然3Dの魅力を活かそうとしてなかった。
ところが!今作は、立体的で、解放的で、スケールがある、実にカメラを回すのが面倒くさそうなマリオに仕上がっている。これだよ。これを待ってたんだよ。
最近のマリオは操作感ばかり気にして無難だったが、3Dなんだから多少はプレイヤーが操作に戸惑うレベルの作りで良いんだよ。カメラをグリグリ回せないなんて3Dの意味がない。
10月27日発売予定。


・ゼノブレイド2

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前作のゼノブレイドクロスは、フィールドのクオリティを期待されすぎたせいでオープンワールド化してしまって、案の定ストーリー性がほぼ無くなってしまったが、今作は明らかにストーリーを押している。しかもドラマチック。恐らく初代ゼノブレイドのエリア方式に戻っているのだろう。
これで良いんだよ。ユーザー主観というスタイルが明確なオープンワールドは、どうしたってキャラ視点のストーリー構造とはマッチしないんだから。
ウィッチャーはストーリーとオープンワールドを両立できていたという意見もあるが、あれは確かに主人公に人格はあったけど結局プレイヤーにストーリーの選択が委ねられるユーザー主観型のストーリー方式だからできたわけであって、キャラクターが勝手に葛藤したり涙を流したり心に闇を抱えたりして一方的に話を展開するキャラ主観型のストーリーだと、物語の展開とプレイヤーの歩みが一致しないオープンワールドはどうしても噛み合わない。FF15はその両立に挑もうとしたが、見事に失敗していた。
今やストーリーゲームの大作は少ないので、ゼノブレイドがこっち方面に戻ってきてくれて嬉しい。日本のRPGは、自由度や物量よりも、戦闘やストーリーを大事にして欲しい。
2017年冬発売予定。


・マリオアンドラビッツ キングダムバトル

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ラビッツ?あのUBIのウサギのやつ?コラボ組むにしてもラビッツかよ・・・海外では人気なのかもしれんが。
しかしゲームとしては普通に面白そうだった。RPGとしてはどうか分からないが、戦闘は楽しそうだった。
2018年発売予定。


・星のカービィ

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据え置きでは久しぶりとなる正統派カービィの新作。
とは言え、いつもと変わらないなーという印象。
2018年発売予定。


・ヨッシー

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ヨッシーの新作。よくあるスクロールゲームかと思いきや、奥行きのラインもギミックとして取り入れているのが特徴で、中々面白そうだった。
2018年発売予定。


・メトロイドプライム4

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出るらしいです。


・メトロイド サムス リターンズ

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メトロイド2のリメイク。最近2D探索ゲーやってないから気になるかも。
9月15日発売予定。


予想を超えないラインナップだったが、楽しみなものは多い。

次に続く。