買え



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11月になりましたね。11月は、FFの月です。忘れたとは言わせません。
みなさん、予約しましたか?もちろんしてるよね?ね?まだならこんなブログ見てないでさっさとアマゾン開いてポチッて下さい。

しかしFF15、売れなさそうなオーラがプンプン漂っている。海外は分からないけど、日本じゃ100万行くかも正直怪しい。ちなみにFF13は190万売れた。

困るよねぇ。売れてくれないと。これからは海外ユーザーの趣向に合わせて作ろうかと成りかねない。
そうなると、真っ先にキャラクターとストーリーは修正されるだろうね。FF特有のキャラ主導で物語を紡ぐストーリー性は、向こうの人が大好きな自由度を大きく阻害するから。
一部のユーザーは逆に歓迎しそうだけど、俺としては非常に困る。俺は、FFのドラマチックなストーリー性が好きだから。物語の良し悪しは別として、ストーリーとキャラを印象的に見せようとする作りは、俺の好み。
明確なゴールに向かって突き進んで大団円を迎え、気持ち良くエンディングに浸る。あの感覚、達成感が俺は好き。いつまでも遊べるゲーム、というのは性に合わない。ちゃんとした終わりがあって欲しい。

それに、あれだけ時間とお金をかけて制作された超大作RPGが売れないというのは寂しい。宣伝だって滅茶苦茶頑張ってる。お店に行けばFF15のポップが大々的に飾られているのが目に付く。
FFだから、という以前に、お金をかけた規模の大きい作品はそれなりに報われて欲しいなと思う。
据え置き機というのは基本的にリッチな体験が求められるハードだ。故にある程度の資本をかけないとゲームを作る事ができない。日本で最もお金をかけて作る事ができるFFがこけたら、あとに続くメーカーがなくなってしまう。

FFは、ほぼコアゲーマーしか存在しない日本の据え置き機市場で唯一、ライトなユーザーを大きく巻き込めるタイトルだ。
普段ゲームを遊ばない。最近スマホのゲームばっかりやってる。据え置き機なんてもう面倒くさいよね。
そんなユーザーすらも手に取って貰える可能性がある。何故なら、FFだから。
もしかしたらその中から、据え置き機で真剣にゲームするのも悪くないね、最先端のゲーム技術って凄いね、じゃあ他のゲームも遊んでみようか、と、新たな据え置きユーザーが生まれるかもしれない。FFは、そういう力のあるゲームだ。
だからFFは売れなければならないし、最先端の技術を追求し続けなければならない。

まぁ今回売り上げが厳しそうなのは、FF13で盛大に滑ってしまったスクエニの自業自得ではあるんだけどな。15もパーティが全員男とか、RPGユーザーの需要を完全に外した事やってるしね。
でも、俺はそんなFFを全面的に肯定します。売れる事が求められる超大作なのに、尖った事に挑戦する。過去の常識が通用しない。何が出てくるか分からない。何も保証されてない。だから、ワクワクする。
ファンとの馴れ合いが殆どのシリーズ作品の中で、こんなに空気の読めない事をやってくれるゲームは、FFだけだよ。

FFがFFであるために、挑戦し続ける。でも、FFがFFであるためには、売れなければならない。
難しいよな、この両立は。安定した無難な作りのゲームの方が売れやすいし、評価も高くなるんだから。普通はFFのような毎回毎回内容を一新して過去ファンに喧嘩を売ってるシリーズなんか長く続かないよ。
今まではユーザーも付いてきてくれたが、ここが正念場だね。13の悪評。客層だったライト・ミドルユーザーのモバイル思考。RPGユーザーの減少。逆風だらけの中で、どれだけ持ちこたえられるか。

これからも俺の好きなFFが続くように、俺ができるのは買う事だけ。お布施とか言って何本も買ったりしないけどな。お金ないから。
だからみんな買ってね。このブログで散々FFの事書き続けてるのに誰も興味なさそうだから、俺はしつこく言い続けます。
あと、23日。