気になる気になる



・プレイステーションVR

image

むかしむかし、性能競争では表現に限りが見えてきたゲーム業界は、モーションコントロールや二画面、3Dなど、ハードのガジェットや周辺機器を利用して新しい形のゲームを作ろうとしました。でも、すぐに頓挫しましたとさ。
まぁ実際はそんなに昔の話じゃない。現行機でも3DSの裸眼3DやタブレットコントローラーのWIIUなど、ガジェット路線を継続中のハードメーカーもいる。けど、遠い日の出来事のように総じて印象が薄い。
俺自身は、ガジェット肯定派だ。新しい体験を作ってくれるのであれば、どんどんやって欲しいと思う。ゲームの魅力の一つは媒体を問わない柔軟性だ。これがゲームの正しい形、と呼べるものが存在しないのが、ゲームの奥深いところ。色んな形のゲームがあれば良い。
しかし、コンシューマの独自ガジェットに関して言えば、あまり成功していないなと感じる。リモコン、二画面、裸眼3D、タブレットコントローラー。これらは結局、単にいつもと違った感覚で遊べますよーというレベルで、そのガジェットだからこそ成立している、と言えるゲームは、全くとは言わないが、殆どなかった。
全身ジャイロという革命的な技術に見えたXboxのキネクトにしても、触った事ないから分からないけど、デバイスが売れた割には専用ゲームがほぼ出なかった事を考えると活かしきれなかったのだろう。DSのタッチ機能だけはそれを活かしたゲームが大量に出たが、せいぜいそれくらい。
結局、別に普通のコントローラーでも出来るよね、その機能がなくても問題なく遊べるよね、というものばかりで、無くても別に支障のない程度のガジェットしかなかった。目新しいだけで、真に新しい形のゲームとは言い難かった。率直に言って、底が浅かった。

さて、プレイステーションVR。VRは、ゲームの新しい形を見せてくれるのだろうか。
とりあえず、値段が高い。税抜きで45000円。他のVRの機器よりは安いが、それ単体では機能しない周辺機器としては破格の値段だ。しかし言い換えれば、それだけのテクノロジーが詰まった機械であるということだ。
何しろ、このデバイスを使えば360度一切の隙間なく敷き詰められたゲーム空間の中に入り込む事ができる。一回だけVRの世界を体験したことがあるが、視覚情報が100%ゲームの世界になる、というのは想像以上に凄いことだった。プレイヤーが、誇張抜きで本当にその世界にいる。

スペックの性能が上がるにつれ、ゲームは臨場感を向上させる方向に進んでいる。シームレス、自由度、オープンワールド、など、最近の大作ゲームのスタンダードとなりつつあるこれらは、要は主人公の体験がプレイヤーのものとして感じられること、つまり臨場感に全て繋がっている。
ゲームには、インタラクティブ性がある。体験がリアルであればあるほど、プレイヤーは主人公になれる。ゲームの世界に入り込める。リアル=面白さではないし、むしろこの手のゲームはあえて楽しませるためのお膳立てをしてないので単調なものが多いが、大体の場合、圧倒的な没入感がカバーしてくれる。
VRは、そんな今のゲームが進んでいる進化の道を、三段跳びくらいして追い越した。
今までのゲームは、自由度を高くしてプレイヤーに主観的な意志を持たせてーだとか、マップをシームレスにして能動的に動けるようにしてーだとか、そういった形でせっせと臨場感を表現していたのに、VRだとデバイスの力でプレイヤーの周りを360度ゲーム空間で囲めてしまう。
VRの前では、自由度とか、シームレスとかもはや関係ない。だってそこに自分がいるんだから、本当に。臨場感なんて言葉では生温いほどの、究極の現実感があるわけだ。

だからと言って、VRが今までのゲームより完全に優れているというわけではない。あくまで臨場感という点で先を行っているだけで、その方向性に特化しすぎたデバイスであるため、ゲームの幅はかなり限られてくる、と思う。
ただでさえ酔いが激しそうなのに、せこせことレベル上げしたりとか、数値を考えて駆け引きしたりとか、そう言ったゲームはやってられないと思うし、多分出ない。カメラも主観視点のものが中心になるはず。
もっと言うと、バリバリのアクションしたりRPGしたりというよりは、操作やゲーム性はシンプル化し、映像の驚きを体験する事に重きを置いた、雰囲気ゲーが大勢を占める、と思う。ほぼほぼ体感アミューズメントになると予感する。

まぁでも、それくらい特化していないと、新しいものは生まれない。あれもこれもなんてやらなくて良い。VRの方向性に合ったゲームを出してさえくれれば。少なくともこのデバイスは臨場感という要素を突き詰めている。そしてそれは凄くインパクトがある。
頭にロボコップ装備して疲れないのかとか、酔いはどうなのかとか、ちゃんと動作するのかとか、コントローラーの操作とマッチするのかとか、現実に帰って来れるのかとか、色々疑問はあるが、これも今までにないデバイスだからこそ。
新しいゲーム体験。VRは見せてくれると思う。
10月13日発売予定。


・サマーレッスン

image

とりあえず、僕はこれを買って、VRの世界の素晴らしさを体感しようと思います。
女の子と一緒の時間を過ごす。たったそれだけのゲームだが、自分がそこにいる、というVRの特性を実に良く活かしたアイディアだと思う。
10月13日配信予定。


・リグス マシンコンバットリーグ

image

VR。戦闘マシンに乗って闘う。パイロットはもちろん、自分自身!
上で、VRはコントローラーをガチャガチャするようなバリバリのアクションには向かないのではと言ったが、これはコアゲーマーに向けて作っているらしく、奥深い対戦が楽しめるとのこと。
自分自身がパイロットになれる、というのにもちろん惹かれるが、VRでどこまでのアクションができるのか気になるのでとりあえず買ってみる。
10月13日発売予定。


・ライズオブトゥームレイダー

image

やーっと来たよトゥームレイダー。xboxの独占契約のせいで1年も待たされた。
ん?xbox持ってるんだから普通に買えるだろって?そりゃ発売日に持ってたら買っただろうけどね。俺がxbox買ったのは今年の春で、これが発売されたのは昨年の冬。大分旬を逃してるから買わなかった。それにPS4版まで待ってれば追加コンテンツが最初から収録されてると思ったし・・・
案の定、PS4版には追加コンテンツが全て収録され、更にVRの特別モードまで。いやー、待って良かった。
10月13日発売予定。


・レゴ スターウォーズ フォースの覚醒

image

バトルフロントじゃ満足できねぇからこれでもやろっかな。
しかし、レゴか・・・もちろんレゴだからこそという面白さはあるのだろうが、純粋にスターウォーズを期待して買うと痛い目を見そうだな。版権ゲーだからって手を抜かないのがレゴゲーの良いところだけど、俺が期待しているものとは違う気がする
やはり俺がやりたいのは、超絶クオリティで作られたスターウォーズの世界で、戦闘機に乗ってデススターの穴に爆弾を落としたり、黒いあの人とライトセーバーをぶんぶん振り回したり、絶体絶命のピンチにR2D2が助けに来てくれたり、という、スターウォーズあるあるをドラマ感たっぷりに体験したい。
中々思い通りにヒーローになれないオンライン専用のバトルフロントじゃその思いは満ち足りないんだよ!EA、権利を持ってるなら俺がヒーローになれるシングルメインのスターウォーズを作ってくれ!
何て言うまでもなく、作ってるんだけどね。次はオンラインメインではなく、ストーリー性のあるスターウォーズのゲームになるらしい。しかも開発はデッドスペースのvisceral。クオリティだけでなく、ゲームバランスとストーリー性にも気を遣えるチームだ。何年先になるか分からないけど、期待してる。
仕事が早いレゴはもうすぐ出ます。
10月13日発売予定。


・ペーパーマリオ カラースプラッシュ

image

これを買わなければ、もう俺のWIIUが起動されることはない。
そんな予感がした俺は、ファミ通のサイトを開き、ゲーム発売スケジュールのWIIUの項目を確認してみた。
予感は確信に変わった。
10月13日発売予定。


バトルフィールド1

image

まぁいい加減CODも飽きてきたよね。じゃあこれやっとく?フレンドもみんなやるって言ってるし。個人技のCODより、チームプレイ大事なバトルフィールドの方がきっと楽しいよね。
今作のウリは、超絶クオリティで作られた第一次世界大戦の舞台。古い時代だが、現代戦や未来戦が溢れている今では逆に斬新。リアル調とは一線を画した、セピア色のグラフィックは絵画のように美しいし雰囲気も抜群。古臭いアナログな兵器で戦うというのも、ゲームとして割と面白くなりそうだと思う。
バトルフィールド。タイタンフォール。コールオブデューティー。と、マルチメインのゲームで気になるものが3つもあって買うならどれか一つだけど、最有力候補はこれかな。
10月21日発売予定。


・ワールドオブファイナルファンタジー

image

FFだから、と言うよりは、スクエニのRPGだから買う。俺がFFに期待しているものはナンバリングにしかない。
じゃあスクエニのRPGに期待しているものは何かと言うと、斬新でやりごたえのあるゲームシステム。ノセノセ、バラバラ、と全く聞き覚えのないシステムが今作のバトルのメイン。
モンスターを集めて戦わせられるのが本作の特徴だが、モンスターにはそれぞれサイズがあり、組体操のように上に乗せていくことができる。
乗せるとそれぞれのパラメーターが合体されるので、HPが高くなったり、魔法を唱えるのに必要なAPが増えて大技を使えたり。逆にAPが回復しづらかったり、崩されるとピンチを招いたり。もちろん組み合わせの相性もあったり。と、カスタムや駆け引きのしがいがある、いつも通り面白そうなシステムに仕上がっているわけだ。
FFの世界をゆるキャラ的なデフォルメした世界観にも合ってるし、相変わらずスクエニはシステムを作るのが上手いねぇ。
10月27日発売予定。


・マフィア3

image

オープンワールドでクライムアクション。と、聞くとGTAを思い浮かべるが、GTAは割と軽いノリなのに対し、これはひたすら暗く、根深く、冷たい、陰鬱としたマフィアの世界が描かれる。完全にゴッドファーザー状態。
まぁ、マフィアをやったこともなければ、ゴッドファーザを見た事もないんだけどな。勝手なイメージで喋ってます。
でも、息が詰まりそうな世界だよね。ファミリーというしがらみの中で生きる男、なんて重苦しいったらありゃしない。ハードボイルドな展開に期待したい。
10月27日発売予定。


・タイタンフォール2

image

少し前に配信されたβテストをやったけど、こんなもんかぁって感じだった。ロボットを動かしていて楽しくなかった。でも、何故?と聞かれると分からない。多分、βなので適当にやっていたからだと思う。
しかし中途半端に体験してしまったせいで、買うモチベーションが大きく下がってしまった。
まぁ別に良いか。マルチメインのゲームなんて積極的にやる必要はない。
10月28日発売予定。