E3
【SIE】
・プレイステーションVR
10月13日発売。以下、ローンチタイトル。
・JOYSOUND VR
・Rez Infinite
・ヘディング工場(仮称)
・初音ミクVRフューチャーライブ
・サマーレッスン(仮)
・ローラーコースタードリームズ
・Eagle Flight
・眠れぬ魂
・バットマン:アーカムVR
・THE PLAYROOM VR
・PlayStation VR WORLDS
・RIGS Machine Combat League
・Until Dawn: Rush of Blood
・サイバーダンガンロンパVR学級裁判
内容不明のタイトルが多いが、VRの最大の特徴はプレイヤーが主人公目線でその世界を体感できる事であり、どれもゲームの世界に入り込むというコンセプトは共通しているはず。
デバイスの特性が明確であるが故に、VRのゲームはある程度決められた形になりそうだよね。カメラは主観視点が基本だろうし、細々したレベル上げやカスタマイズとか、駆け引きのある戦いとか、癖のあるゲームシステムと言った要素も、VRのような臨場感重視のゲームでは相性が悪いから積極的には取り入れられないだろう。数字とにらめっこしてたら酔いそうだし。直感的に判断や操作できるものが大勢を占める、と思う。
正直VRが目指すゲームの方向性は俺の好みのゲームの形とは全く違うが、自分がキャラを操作できるゲームという媒体において没入感を究極に極めたVRの組み合わせはリアルに現実じゃできないことができるわけで、そんな面白そうな事を見逃すわけにはいかない。
と、言うわけで居ても立ってもいられなかった俺は、予約解禁日に朝一で大阪に走って、PSVRを予約してきました。限定200台のところ、俺が行った時点では80番目で、その後も開店少し前までそれほど後続は増えず、朝一で行かなくても全然余裕だった。ネットでは手に入れるのかなり大変だったらしいけど。今度予約再開した時はリアル店舗をオススメするね。
デバイスのフィット感はどうなのかとか、3D酔いは大丈夫なのかとか、コントローラのトラッキングは合うのかとか、ちゃんと現実に帰って来れるのかとか、気になる事はたくさんあるが、それも含めて全くの未知の体験。何が起きるのかまるで予測が付かない。本当にワクワクする。
・ゴッドオブウォー
怒りんぼなクレイトスさんが神様を手当たり次第ぶち殺していくゲーム。その殺し方が生半可じゃなく、手足を引きちぎり、目玉を潰し、内臓を引き裂きと、殺戮のファンタジスタと呼ぶに相応しい多種多様でグロテスクな暴力を見せ付けてくれたが、そんなクレイトスさんも今作ではお父さんになり、少しは丸くなったかと思いきや相変わらず立ちはだかる者を血祭りに上げていた。
PS3の時点で限界突破していた映像のクオリティはまたしても上がり、カメラが近くなってアクションの力感も高まり、表現は更に強化されている。
大きな変化としては息子の存在。一緒に戦ってくれそうだし、ストーリーの核になるだろうし、何より優しいクレイトスさんが見られそうである。
・スパイダーマン
バットマンを除くアメコミゲー(というか殆どの版権ゲー)は適当に安く作ってそこそこ売れれば良いやというやる気のないものばかりで、スパイダーマンもその例に洩れなかった。クライミング、糸を使ったアクション、ビルの間を駆け巡るスピーディな移動と言ったスパイダーマンの要素はゲーム的にも非常に良い素材で、本気で作れば間違いなく魅力的なものになるのに、今まで中途半端なものしかなく残念極まりなかったが、マーベルはようやく金と技術をかけてちゃんと作ったものをたくさん売ろうという方針に転換したようだ。
今作の開発は、ラチェクラやレジスタンスを制作してきたインソムニアック。大作を作るにおいて申し分のない実績と技術力がある会社だ。似たタイプのサンセットオーバードライブを開発してノウハウもある。SCEがパブリッシャーなので予算もある。ようやく、本物のスパイダーマンゲームが体験できそうだね。
・デイズゴーン
ゾンビゲー。ゾンビには色んな種類があるが、これは走るタイプ。既に映像が公開されているが、大量のゾンビが波となって全速力で迫ってくるシーンは一見の価値あり。映像を見ている暇がないという人は、映画ワールドウォーZのゾンビウェーブを思い浮かべてくれれば、大体あんな感じなので問題ない。
しかしこれ、オープンワールドでサバイバル性を押したゲームらしいけど、PVでは銃をひたすら乱射していて冷める。どんだけ弾持ってんだよっていう。ただのゴリ押しゲーじゃん。PV上の演出だと思いたい。
あれだけ乱射して殺しまくってもそれを上回るペースで膨れ上がっていくゾンビの数とスピードは半端じゃなく、映像的に凄いし、怖いし、ゲームではあまりなかったタイプのゾンビゲーなので気になる。
・デスストランディング
独立した小島監督の第一弾作品。砂場で全裸のノーマンリーダスが赤ちゃんを抱き上げて泣いていた。ちょっと意味が分からない。分からないが、多分深い意味があるのだろう。
・クラッシュバンディクー
クラッシュバンディクーが復活。まずは1、2、3がHDリマスターで。新作も検討中らしい。
このリマスターって、リメイクではないんだよな。ただHDにした移植ってことだよな。それだったら別に・・・。新作は出たら買うけどね。
2017年発売予定。
・人喰いの大鷲トリコ
ついに発売日が決定。10月25日。
大鷲トリコと少年の絆を描いたゲームということで、本作の一番のポイントは、如何にトリコを本物の獣が動いているかのように見せられるかだと思うが、ここまで延期したということは、その点は完璧に仕上がっているはず。期待してる。
・デトロイト ビカム ヒューマン
ヘビーレインやビヨンドなどのストーリー特化型ゲームを作ってきたクォンティックドリームの新作。
いつも通り、映像やキャラの演技は本格的で、視るアドベンチャーゲームとしてクオリティが高い。でも、肝心のストーリーは今回もダメな可能性が高い。毎回マルチ式のストーリーの影響で話が破綻している同社のゲームだが、デトロイトはいつも以上に選択肢と変化に重きを置いた作りなんだよね。
しかしそれ故に、その部分に関しての作りこみは凄い。PVでは主人公の行動に合わせてかなり大胆に状況が変わっていたし、簡単に時を巻き戻せるみたいで、気軽に選択肢の変化を楽しめる感じになっている。この方向性に極振りしたゲームとして割り切っているのであればむしろそれで良い。
・ホライゾン ゼロ ドーン
映像凄いし、滅びた地球に機械生命体が蔓延るという設定が興味深いし、アクションも面白そうで、とにかくキャッチーで目を引くゲーム。
特に、テクノロジーを詰め込んだ機械生命体に対して、弓やパチンコなどのアナログな戦い方で挑むというのが斬新。同時に歪な世界観を表していて面白い。これはとても楽しみだね。
2017年発売予定。
【マイクロソフト】
・プロジェクトスコルピオ
8コアのCPU、6テラフロップスのGPUを搭載した、高性能XBOXが登場。
と、言われても俺にはチンプンカンプンだが、現行XBOXの5倍の性能と聞けば分かりやすい。問題は値段が現行機の何倍で納まるかだが。
しかし、PS4NEOもそうだけど、高性能ハードとか出されると何回も買い変える羽目になるから止めてほしい。スペックが統一されていて、壊れるまでは買い直す必要がない、という分かりやすさがコンシューマー機の良いところなのに。NEOは全て下位機との互換に対応しているらしいので選択肢の一つとして受け取れるけど、スコルピオは専用ソフトが出る可能性があると言ってるからタチが悪い。
まあ、MSはコンシューマーという枠組みをさっさとぶち壊したいんだろうな。サイクルの早い新型機、win10とのマルチ、スチームへの進出。PS4に対して分が悪いXBOXを礎にして、コンシューマーとPCの垣根を取っ払いPCにユーザーを流したいのだろう。
とはいえコンシューマーの人気は根強いし、PS4が強いのでそう簡単にはいかないだろうが、コンソールを支える陣営の一つであるMSがそういう姿勢なのは喜ばしい事ではない。
2017年末発売予定。
・xbox one スリム
はぁ、やっぱスリム出るのね・・・しかもめちゃくちゃ小さくなってる上に電源内蔵かよ・・・伝統だったカステラまで解消してるのか・・・やればできるじゃん・・・
40%の小型化、電源内蔵、コントローラ強化、5000円値下げ。こればっかりは買ったタイミングを間違えたとしか言いようがない。目当てのスケイルバウンドが来年に延期になって逆に逸ってしまった。最低でもE3までは待つべきだった。
結局、ほとんどxbox動かしてないけど、秋からは気になる専用ソフトがボチボチ出るんだよな。
2016年発売予定。
・ウィーハッピーフュー
薬物を無理矢理服用させられてハイ状態になっている人々が住む街が舞台のゲーム。
センスやデザインが凄くバイオショック的で、同ゲームが好きな俺としては目を引いた。
てっきり解散したバイオショックのチームが作ってるのかと思ったが、開発はコントラストを作ったインディースタジオか。って、xboxoneでコントラストのローカライズされてないじゃん。これも日本で出るか微妙だな。
・ギアーズオブウォー4
10月13日に発売決定!
したのは海外の話で、日本では出ないらしい。はい。出ないんです。倫理的な問題がどうとかで。
何が引っかかったのか不明だが、Oneの初代ギアーズリマスターの時も同じく倫理的な問題を理由にして発売しなかった。でも、オリジナルとなる360のバージョンは問題なく発売されている。
CEROの規定が変わったのか、映像がリアルになったから厳しいのか、それとも余りにも小さすぎる国内市場では規制に合わせてローカライズする採算すら取れないのか。答えは何となく見えているが、どちらにしろ国内におけるMSのやる気のなさには失望する。日本で展開している以上はユーザーの為に全力を尽くせよと言いたい。
海外版に日本語字幕が含まれているのが唯一の良心。
・リコア
稲船氏が作ってるゲーム。てっきりロボット生命体との絆を育んでいく雰囲気ゲーかと思ったが、やっていることは仲間ロボットの特性を利用して進んでいくバリバリのアスレチック型アクションだった。中々面白そうだと思う。
でも、ごめん。その日はちょっと厳しいかもしれないね。
9月15日発売予定。
・フォルツァ ホライゾン3
オープンワールドを舞台に自由に走り回る感覚と、ある程度制約されたマシンの挙動を乗りこなすシミュレーター的な感覚が上手いこと融合していたフォルツァホライゾンの新作。
海外ゲームにしては珍しく、淡々とミッションをこなすのではなく、節目節目にユニークなイベントやミッションが挟まってゲーム側から盛り上げているのも好印象。今作は自然豊かなオフロードがマップに詰め込まれ、更に幅広い遊び方ができそうだ。
でも、ごめん。その日は無理だね。
9月29日発売予定。
・デッドライジング4
いつもと特段変わった様子がないデッドライジング。フランクが主人公に戻ったと言っても、写真を撮れるぐらいだろうし。
4人コープ対応ってことは、より無双的な作りになってる気がしてならない。
・スケイルバウンド
もっとリアルな感じに作られているのかと思ったが、PVを見た感じ、外連味が強いいつものプラチナゲーだった。協力プレイが楽しそうだが、日本じゃ一万本も売れるか怪しい。
これのために俺はxboxoneを買うに至ったので、当然期待している。
2017年発売予定。
・へイローウォーズ2
ヘイローのリアルタイムストラテジー版。RTSと言うとどうしても複雑で敷居が高いというイメージがあるが、ヘイローウォーズはカジュアルを目指して作られているらしい。
俺もRTSはやってみたいけど取っ付きにくいから手を出してないというクチなので(いくつかやったがすぐ投げた)これはちょっと気になる。
2016年発売予定。
・シーオブシーブス
オンラインで集まったユーザーが船員となり、協力しながら海賊船を動かして海原を航海するゲーム。決められた通りに動くというよりは、それぞれが機転を利かして演じ、結果的に海賊シミュレーターとして成立する、というゲームっぽい。
ハマれば面白そうだけど、こりゃ意思疎通が取れないと厳しいだろうな。つまり日本は・・・
【任天堂】
・ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
結局、WiiUのゼルダは作らないわけか。いや、ブレスオブザワイルドはWiiUにもちゃんと対応してるんだけど、NXとのマルチ。俺は、WiiUだからこそと呼べる、WiiUに特化した、WiiUのゼルダの伝説が見たかった。
Wiiの末期に発売された、ゼルダの伝説スカイウォードソード。それは、リモコンの底が知れ、Wiiならではのゲームが殆ど消えかけていた中で、リモコンというデバイスを徹底的に押し出し、Wiiでしかできない体験が詰まったゼルダだった。同時に、俺たちが選んだ道は決して間違いではないというハードメーカー任天堂のプライドでもあった。スカイウォードソードは、リモコンの最後の輝きを放った、まさしくWiiの集大成と呼ぶに相応しい快作だった。
WiiUは、タブレットコントローラという他のハードとは一線を画するガジェットがありながら、任天堂はそれをほとんど活かす事ができていない。答えは単純明解。一瞬目を切らなければならないという二画面の制約が、どうしても足枷となっているからだ。元々アイディアの幅が狭いタブレットコントローラだが、タブコンを何かに見立てて主人公との一体感を生み出すという方向性に活路を見出しかけた。零やゾンビUのタブコンをカメラに見立てた操作性がそれだ。しかし成功はしなかった。没入感を大事にした仕組みながら、一瞬目を切るせいでゲームに集中しにくいという大きすぎる欠点があったからだ。
話を変えるが、今作のゼルダ。ブレスオブザワイルドは、オープンワールドを徹底的に活かした作りになっている。武器が壊れたり、料理を作って体力を回復したり、1日のサイクルがあったりと、シームレスな空間でサバイバル性を楽しむという色が濃い。中途半端にオープンワールドを取り入れただけのゲームデザインではないわけだ。スケールもあるし、発見の楽しさを作るのが上手いゼルダならスカスカのマップになることもないだろう。物量とバランスコントロールを兼ね備えた、密度の濃いオープンワールドゲーになると思う。
でもこのゼルダは、ありていに言うと、任天堂自身が批判しているスペックゴリ押し路線の産物だ。俺は心の底からゼルダに期待していた。WiiUが低性能、奇形コントローラ、と馬鹿にされている中で、ゲームの面白さは性能じゃない、映像じゃない、と高らかに叫びながら、WiiUのアイディアを徹底的に詰め込んだゼルダを出してくれるだろうと。この一本だけでも、WiiUというハードに意味はあったと知らしめるものを作ってくれるだろうと。そのプライドが任天堂にはあると思っていた。
結局、WiiUだからこそというゲームはせいぜいミニゲーム集くらいで、一本のゲームとしてWiiUの魅力が発揮されているものは俺が知る限りない。ゼルダだけがWiiUの輝きを放ってくれる最後の希望だったが、次世代ハード、NXとのマルチ。マルチという時点で、特定のハードに特化したものは作れない。
もう来年にはNXが出るわけで、WiiU向けにゲームを作ることもなくなるだろう。結局、タブレットコントローラはゲームに何の新しい可能性も提示できずに終わるわけだ。確かにタブコンには致命的な欠点があるが、その道を選んだのは他でもない任天堂だ。そうであるからには、タブコンと徹底的に向き合って、アイディアを捻り出せと言いたい。そこから任天堂が逃げてどうする。今の任天堂は、ノウハウとテクニックだけで作ったようなマニュアルゲーばかり量産している何のワクワクも感じない会社、という所まで俺の中では落ちている。
任天堂はつまらない会社になった。
2017年発売予定。
【SIE】
・プレイステーションVR
10月13日発売。以下、ローンチタイトル。
・JOYSOUND VR
・Rez Infinite
・ヘディング工場(仮称)
・初音ミクVRフューチャーライブ
・サマーレッスン(仮)
・ローラーコースタードリームズ
・Eagle Flight
・眠れぬ魂
・バットマン:アーカムVR
・THE PLAYROOM VR
・PlayStation VR WORLDS
・RIGS Machine Combat League
・Until Dawn: Rush of Blood
・サイバーダンガンロンパVR学級裁判
内容不明のタイトルが多いが、VRの最大の特徴はプレイヤーが主人公目線でその世界を体感できる事であり、どれもゲームの世界に入り込むというコンセプトは共通しているはず。
デバイスの特性が明確であるが故に、VRのゲームはある程度決められた形になりそうだよね。カメラは主観視点が基本だろうし、細々したレベル上げやカスタマイズとか、駆け引きのある戦いとか、癖のあるゲームシステムと言った要素も、VRのような臨場感重視のゲームでは相性が悪いから積極的には取り入れられないだろう。数字とにらめっこしてたら酔いそうだし。直感的に判断や操作できるものが大勢を占める、と思う。
正直VRが目指すゲームの方向性は俺の好みのゲームの形とは全く違うが、自分がキャラを操作できるゲームという媒体において没入感を究極に極めたVRの組み合わせはリアルに現実じゃできないことができるわけで、そんな面白そうな事を見逃すわけにはいかない。
と、言うわけで居ても立ってもいられなかった俺は、予約解禁日に朝一で大阪に走って、PSVRを予約してきました。限定200台のところ、俺が行った時点では80番目で、その後も開店少し前までそれほど後続は増えず、朝一で行かなくても全然余裕だった。ネットでは手に入れるのかなり大変だったらしいけど。今度予約再開した時はリアル店舗をオススメするね。
デバイスのフィット感はどうなのかとか、3D酔いは大丈夫なのかとか、コントローラのトラッキングは合うのかとか、ちゃんと現実に帰って来れるのかとか、気になる事はたくさんあるが、それも含めて全くの未知の体験。何が起きるのかまるで予測が付かない。本当にワクワクする。
・ゴッドオブウォー
怒りんぼなクレイトスさんが神様を手当たり次第ぶち殺していくゲーム。その殺し方が生半可じゃなく、手足を引きちぎり、目玉を潰し、内臓を引き裂きと、殺戮のファンタジスタと呼ぶに相応しい多種多様でグロテスクな暴力を見せ付けてくれたが、そんなクレイトスさんも今作ではお父さんになり、少しは丸くなったかと思いきや相変わらず立ちはだかる者を血祭りに上げていた。
PS3の時点で限界突破していた映像のクオリティはまたしても上がり、カメラが近くなってアクションの力感も高まり、表現は更に強化されている。
大きな変化としては息子の存在。一緒に戦ってくれそうだし、ストーリーの核になるだろうし、何より優しいクレイトスさんが見られそうである。
・スパイダーマン
バットマンを除くアメコミゲー(というか殆どの版権ゲー)は適当に安く作ってそこそこ売れれば良いやというやる気のないものばかりで、スパイダーマンもその例に洩れなかった。クライミング、糸を使ったアクション、ビルの間を駆け巡るスピーディな移動と言ったスパイダーマンの要素はゲーム的にも非常に良い素材で、本気で作れば間違いなく魅力的なものになるのに、今まで中途半端なものしかなく残念極まりなかったが、マーベルはようやく金と技術をかけてちゃんと作ったものをたくさん売ろうという方針に転換したようだ。
今作の開発は、ラチェクラやレジスタンスを制作してきたインソムニアック。大作を作るにおいて申し分のない実績と技術力がある会社だ。似たタイプのサンセットオーバードライブを開発してノウハウもある。SCEがパブリッシャーなので予算もある。ようやく、本物のスパイダーマンゲームが体験できそうだね。
・デイズゴーン
ゾンビゲー。ゾンビには色んな種類があるが、これは走るタイプ。既に映像が公開されているが、大量のゾンビが波となって全速力で迫ってくるシーンは一見の価値あり。映像を見ている暇がないという人は、映画ワールドウォーZのゾンビウェーブを思い浮かべてくれれば、大体あんな感じなので問題ない。
しかしこれ、オープンワールドでサバイバル性を押したゲームらしいけど、PVでは銃をひたすら乱射していて冷める。どんだけ弾持ってんだよっていう。ただのゴリ押しゲーじゃん。PV上の演出だと思いたい。
あれだけ乱射して殺しまくってもそれを上回るペースで膨れ上がっていくゾンビの数とスピードは半端じゃなく、映像的に凄いし、怖いし、ゲームではあまりなかったタイプのゾンビゲーなので気になる。
・デスストランディング
独立した小島監督の第一弾作品。砂場で全裸のノーマンリーダスが赤ちゃんを抱き上げて泣いていた。ちょっと意味が分からない。分からないが、多分深い意味があるのだろう。
・クラッシュバンディクー
クラッシュバンディクーが復活。まずは1、2、3がHDリマスターで。新作も検討中らしい。
このリマスターって、リメイクではないんだよな。ただHDにした移植ってことだよな。それだったら別に・・・。新作は出たら買うけどね。
2017年発売予定。
・人喰いの大鷲トリコ
ついに発売日が決定。10月25日。
大鷲トリコと少年の絆を描いたゲームということで、本作の一番のポイントは、如何にトリコを本物の獣が動いているかのように見せられるかだと思うが、ここまで延期したということは、その点は完璧に仕上がっているはず。期待してる。
・デトロイト ビカム ヒューマン
ヘビーレインやビヨンドなどのストーリー特化型ゲームを作ってきたクォンティックドリームの新作。
いつも通り、映像やキャラの演技は本格的で、視るアドベンチャーゲームとしてクオリティが高い。でも、肝心のストーリーは今回もダメな可能性が高い。毎回マルチ式のストーリーの影響で話が破綻している同社のゲームだが、デトロイトはいつも以上に選択肢と変化に重きを置いた作りなんだよね。
しかしそれ故に、その部分に関しての作りこみは凄い。PVでは主人公の行動に合わせてかなり大胆に状況が変わっていたし、簡単に時を巻き戻せるみたいで、気軽に選択肢の変化を楽しめる感じになっている。この方向性に極振りしたゲームとして割り切っているのであればむしろそれで良い。
・ホライゾン ゼロ ドーン
映像凄いし、滅びた地球に機械生命体が蔓延るという設定が興味深いし、アクションも面白そうで、とにかくキャッチーで目を引くゲーム。
特に、テクノロジーを詰め込んだ機械生命体に対して、弓やパチンコなどのアナログな戦い方で挑むというのが斬新。同時に歪な世界観を表していて面白い。これはとても楽しみだね。
2017年発売予定。
【マイクロソフト】
・プロジェクトスコルピオ
8コアのCPU、6テラフロップスのGPUを搭載した、高性能XBOXが登場。
と、言われても俺にはチンプンカンプンだが、現行XBOXの5倍の性能と聞けば分かりやすい。問題は値段が現行機の何倍で納まるかだが。
しかし、PS4NEOもそうだけど、高性能ハードとか出されると何回も買い変える羽目になるから止めてほしい。スペックが統一されていて、壊れるまでは買い直す必要がない、という分かりやすさがコンシューマー機の良いところなのに。NEOは全て下位機との互換に対応しているらしいので選択肢の一つとして受け取れるけど、スコルピオは専用ソフトが出る可能性があると言ってるからタチが悪い。
まあ、MSはコンシューマーという枠組みをさっさとぶち壊したいんだろうな。サイクルの早い新型機、win10とのマルチ、スチームへの進出。PS4に対して分が悪いXBOXを礎にして、コンシューマーとPCの垣根を取っ払いPCにユーザーを流したいのだろう。
とはいえコンシューマーの人気は根強いし、PS4が強いのでそう簡単にはいかないだろうが、コンソールを支える陣営の一つであるMSがそういう姿勢なのは喜ばしい事ではない。
2017年末発売予定。
・xbox one スリム
はぁ、やっぱスリム出るのね・・・しかもめちゃくちゃ小さくなってる上に電源内蔵かよ・・・伝統だったカステラまで解消してるのか・・・やればできるじゃん・・・
40%の小型化、電源内蔵、コントローラ強化、5000円値下げ。こればっかりは買ったタイミングを間違えたとしか言いようがない。目当てのスケイルバウンドが来年に延期になって逆に逸ってしまった。最低でもE3までは待つべきだった。
結局、ほとんどxbox動かしてないけど、秋からは気になる専用ソフトがボチボチ出るんだよな。
2016年発売予定。
・ウィーハッピーフュー
薬物を無理矢理服用させられてハイ状態になっている人々が住む街が舞台のゲーム。
センスやデザインが凄くバイオショック的で、同ゲームが好きな俺としては目を引いた。
てっきり解散したバイオショックのチームが作ってるのかと思ったが、開発はコントラストを作ったインディースタジオか。って、xboxoneでコントラストのローカライズされてないじゃん。これも日本で出るか微妙だな。
・ギアーズオブウォー4
10月13日に発売決定!
したのは海外の話で、日本では出ないらしい。はい。出ないんです。倫理的な問題がどうとかで。
何が引っかかったのか不明だが、Oneの初代ギアーズリマスターの時も同じく倫理的な問題を理由にして発売しなかった。でも、オリジナルとなる360のバージョンは問題なく発売されている。
CEROの規定が変わったのか、映像がリアルになったから厳しいのか、それとも余りにも小さすぎる国内市場では規制に合わせてローカライズする採算すら取れないのか。答えは何となく見えているが、どちらにしろ国内におけるMSのやる気のなさには失望する。日本で展開している以上はユーザーの為に全力を尽くせよと言いたい。
海外版に日本語字幕が含まれているのが唯一の良心。
・リコア
稲船氏が作ってるゲーム。てっきりロボット生命体との絆を育んでいく雰囲気ゲーかと思ったが、やっていることは仲間ロボットの特性を利用して進んでいくバリバリのアスレチック型アクションだった。中々面白そうだと思う。
でも、ごめん。その日はちょっと厳しいかもしれないね。
9月15日発売予定。
・フォルツァ ホライゾン3
オープンワールドを舞台に自由に走り回る感覚と、ある程度制約されたマシンの挙動を乗りこなすシミュレーター的な感覚が上手いこと融合していたフォルツァホライゾンの新作。
海外ゲームにしては珍しく、淡々とミッションをこなすのではなく、節目節目にユニークなイベントやミッションが挟まってゲーム側から盛り上げているのも好印象。今作は自然豊かなオフロードがマップに詰め込まれ、更に幅広い遊び方ができそうだ。
でも、ごめん。その日は無理だね。
9月29日発売予定。
・デッドライジング4
いつもと特段変わった様子がないデッドライジング。フランクが主人公に戻ったと言っても、写真を撮れるぐらいだろうし。
4人コープ対応ってことは、より無双的な作りになってる気がしてならない。
・スケイルバウンド
もっとリアルな感じに作られているのかと思ったが、PVを見た感じ、外連味が強いいつものプラチナゲーだった。協力プレイが楽しそうだが、日本じゃ一万本も売れるか怪しい。
これのために俺はxboxoneを買うに至ったので、当然期待している。
2017年発売予定。
・へイローウォーズ2
ヘイローのリアルタイムストラテジー版。RTSと言うとどうしても複雑で敷居が高いというイメージがあるが、ヘイローウォーズはカジュアルを目指して作られているらしい。
俺もRTSはやってみたいけど取っ付きにくいから手を出してないというクチなので(いくつかやったがすぐ投げた)これはちょっと気になる。
2016年発売予定。
・シーオブシーブス
オンラインで集まったユーザーが船員となり、協力しながら海賊船を動かして海原を航海するゲーム。決められた通りに動くというよりは、それぞれが機転を利かして演じ、結果的に海賊シミュレーターとして成立する、というゲームっぽい。
ハマれば面白そうだけど、こりゃ意思疎通が取れないと厳しいだろうな。つまり日本は・・・
【任天堂】
・ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
結局、WiiUのゼルダは作らないわけか。いや、ブレスオブザワイルドはWiiUにもちゃんと対応してるんだけど、NXとのマルチ。俺は、WiiUだからこそと呼べる、WiiUに特化した、WiiUのゼルダの伝説が見たかった。
Wiiの末期に発売された、ゼルダの伝説スカイウォードソード。それは、リモコンの底が知れ、Wiiならではのゲームが殆ど消えかけていた中で、リモコンというデバイスを徹底的に押し出し、Wiiでしかできない体験が詰まったゼルダだった。同時に、俺たちが選んだ道は決して間違いではないというハードメーカー任天堂のプライドでもあった。スカイウォードソードは、リモコンの最後の輝きを放った、まさしくWiiの集大成と呼ぶに相応しい快作だった。
WiiUは、タブレットコントローラという他のハードとは一線を画するガジェットがありながら、任天堂はそれをほとんど活かす事ができていない。答えは単純明解。一瞬目を切らなければならないという二画面の制約が、どうしても足枷となっているからだ。元々アイディアの幅が狭いタブレットコントローラだが、タブコンを何かに見立てて主人公との一体感を生み出すという方向性に活路を見出しかけた。零やゾンビUのタブコンをカメラに見立てた操作性がそれだ。しかし成功はしなかった。没入感を大事にした仕組みながら、一瞬目を切るせいでゲームに集中しにくいという大きすぎる欠点があったからだ。
話を変えるが、今作のゼルダ。ブレスオブザワイルドは、オープンワールドを徹底的に活かした作りになっている。武器が壊れたり、料理を作って体力を回復したり、1日のサイクルがあったりと、シームレスな空間でサバイバル性を楽しむという色が濃い。中途半端にオープンワールドを取り入れただけのゲームデザインではないわけだ。スケールもあるし、発見の楽しさを作るのが上手いゼルダならスカスカのマップになることもないだろう。物量とバランスコントロールを兼ね備えた、密度の濃いオープンワールドゲーになると思う。
でもこのゼルダは、ありていに言うと、任天堂自身が批判しているスペックゴリ押し路線の産物だ。俺は心の底からゼルダに期待していた。WiiUが低性能、奇形コントローラ、と馬鹿にされている中で、ゲームの面白さは性能じゃない、映像じゃない、と高らかに叫びながら、WiiUのアイディアを徹底的に詰め込んだゼルダを出してくれるだろうと。この一本だけでも、WiiUというハードに意味はあったと知らしめるものを作ってくれるだろうと。そのプライドが任天堂にはあると思っていた。
結局、WiiUだからこそというゲームはせいぜいミニゲーム集くらいで、一本のゲームとしてWiiUの魅力が発揮されているものは俺が知る限りない。ゼルダだけがWiiUの輝きを放ってくれる最後の希望だったが、次世代ハード、NXとのマルチ。マルチという時点で、特定のハードに特化したものは作れない。
もう来年にはNXが出るわけで、WiiU向けにゲームを作ることもなくなるだろう。結局、タブレットコントローラはゲームに何の新しい可能性も提示できずに終わるわけだ。確かにタブコンには致命的な欠点があるが、その道を選んだのは他でもない任天堂だ。そうであるからには、タブコンと徹底的に向き合って、アイディアを捻り出せと言いたい。そこから任天堂が逃げてどうする。今の任天堂は、ノウハウとテクニックだけで作ったようなマニュアルゲーばかり量産している何のワクワクも感じない会社、という所まで俺の中では落ちている。
任天堂はつまらない会社になった。
2017年発売予定。
コメント
コメント一覧 (4)
ネットであれほど阿鼻叫喚していましたが、こんなにも差があるんですね汗
あくまで俺が行った店舗での話だけど。
早くVRのコクピット視点でメカ動かしてぇ~。