エース



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・ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ

ブロックで作られたドラクエ。地面を掘って素材を手に入れてそれで街や武器を作って・・・と、要するにドラクエ仕立てのマインクラフト。
マインクラフトやってみたかったけど、ああいう明確な目的とゴールがないゲームは苦手だから躊躇ってたんだよね。一方、ドラクエはメリハリをとても大事にしているゲームなので、恐らくRPG的なストーリーラインを意識して作ってくるはず。マインクラフトほど創作が奥深いとは思えないが、あまりやり込まない俺としてはクリエイト要素は程々レベルに抑えてストーリー重視で作ってくれた方が有難い。
何より、世界観がドラクエ。鳥山明の描いたキャラを動かせて、すぎやまこういちの音楽が流れて、スライムが出て来て、という、いつものキャラでいつもの効果音でいつもの呪文を唱えているだけで何故だか楽しくなってしまうのがドラクエマジック。マインクラフトのシステムが面白いのは分かりきってる事だし、それをドラクエ仕立てで作るというのだから楽しくならないはずがないね。
今冬発売予定。


・勇者死す

魔王を相討ちで倒した勇者が5日間だけ命を与えられて平定された世界を冒険し、その行動によって自分の葬儀やエンディングが変わるというRPG。元は携帯電話向けのゲームだがVITAで再構築。
魔王を倒したあとの世界が舞台というのは面白そうだね。主にメタ的な意味で。恐怖政治とは言え世界を統一してたカリスマ指導者が一夜にしていなくなり飼われる事に慣れきっていた市民の混乱とか、魔王という共通の敵がいなくなって団結する必要がなくなった各国の歪みあいとか、色々とこの設定ならではのネタが仕込めそうである。
2016年2月25日発売予定。


・パンチライン

女の子のパンツを見たら地球が滅亡するという地球が何個あっても足りなさそうな設定のゲーム。ここまで地球滅亡の発動条件が緩い設定は聞いた事ない。
チュンソフトのゲームなので前から気になってはいたが、この設定をテキストアドベンチャーとして使うだけなら微妙だなぁー、と思っていたところ、ちゃんとプレイアブルとしてパンツを見ないように頑張るゲームパートがあるらしい。
普通に考えたら地球が滅亡するリスクを冒してまでパンツを見ようとは思わないが、多分あらゆる手段を使ってパンチラさせようとしてくるのだろう。それをプレイヤーは必死こいて回避すると。面白いかどうかは別にして、斬新であるのは間違いない。買う。
今冬発売予定。


・トランスフォーマーズ デバステーション

アクティビジョンの版権ゲーは作り込みが中々怪しいが、今作の開発はプラチナゲームズだというのだから注目せざるを得ない。心地良いレスポンス、キレッキレのモーション、エフェクトの爽快感、やりごたえのあるゲームバランス、そしてアクションの醍醐味を凝縮したシステム。プラチナの作るアクションゲームは非常にレベルが高いので期待は高まる。
でも俺としては、トランスフォーマーはアクションに力を入れるよりは、スケールとロボットの質感に拘って作って欲しいんだけどね。版権ゲームで大事なのはゲーム性よりも作り込みだよ。版権ゲームはごっこゲーとして楽しめれば良いんだから。
本来、再現性が大事な版権ゲームこそ予算をかけて作り込むべきだと思うが、ワーナーのゲームやナルトなど極一部を除けば、殆どが原作の人気にあやかって低予算で作られているのが現状。もどかしいね。
2015年発売予定。


・夜廻

夜の雰囲気を味わうゲーム。ホラーゲームではあるが、クリーチャーが出て来たり異世界に迷い込んだりサイコキラーに追いかけられたりという分かりやすいタイプのホラーではなさそうに見える。余計な演出は無しに夜の持つ怖さ一点に特化している・・・のか?そこらへんはまだ分からない。
夜は誰もが一番手頃に体験できるホラーだし、親近感のツボを上手く突いてきたら面白くなりそうだね。
10月29日発売予定。


・オクトダッド

タコを操作するゲーム。それ以上でもそれ以下でもない。良く分からないゲームは買うのが俺の信条。
8月6日配信予定。


・シュタインズゲート0

シュタインズゲートの新作。前作のフェノグラなんちゃらは続編というよりは登場人物にスポットを当てた話だったが、今作はifの世界線を舞台に構築されたちゃんとした続編。
気になるっちゃ気になるが、一回完結した話の続編はイマイチやる気が起きないね。
11月19日発売予定。


・クローズ バーニングエッジ

ヤンキー漫画が原作のゲーム。原作は全く知らないしヤンキーものにもあまり興味はないが、PS4で出ることだし、喧嘩番長みたいに学園生活を満喫しつつヤンキーごっこする作りなら気になる。
けど、ゲームとして実績のない作品をそこまで作り込むとも思えないな。
今冬発売予定。


・ラチェット&クランク

ラチェット&クランクの新作。久しぶりだな。元々映像が映えるゲームだったが、PS4のマシンパワーによって更に凄い事になってた。
2016年発売予定。


・ソニック トゥーン ファイアーアンドアイス

とうとう据え置き機が外されてしまったソニック。
セガの社長がこれからはクオリティ優先でゲームを作っていくと言っていたので、据え置きソニックは単に開発に時間をかけているだけだと思っておこう。
12月6日発売予定。


映画の話

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

挑戦から逃げたモノづくりなんてクソ!もっと新しいものを作らせろ!俺のやりたいようにさせろ!受け手は俺のエゴをもっと有難く受け止めろ!
という、料理に置き換えられてはいるが監督の一方的な自意識が包み隠されることなく現れている映画。
それは良いが、主人公の挫折の大部分が自身の身勝手さによって引き起こされているため、こいつが痛い目にあっても、「まぁ自分の責任で好き勝手やってるんだから仕方ないよね」としか思えずあまり同情出来ないので、そこから奮起して再生しても全くカタルシスはなかった。
妻や息子と別居しているという設定もあまり機能しておらず、何で別れたのか分からないくらい仲が良いしお金にも困ってないし自分勝手な主人公に理解を示してるし、何だか都合の良い存在にしか感じられない。
そして、一人で店を立ち上げたあと、あまりにも障害なく上手く回りすぎているのが納得いかない。実に納得がいかない。自分の責任でモノを作ってそれで金を得る、というのは、そんなに簡単な事じゃないだろ、と言いたくなる。
だけど、父親である主人公が息子に向きあって、「好きな事だからこそ、手を抜かずに本気でやれ」と諭したシーンは、良かった。
自己満足でも全力で作られたものは誰かの心に響くが、手抜きで作られたものには何も残らないもんな。


・ヤクルトの話

先発がどうにもならないスワローズ。野球における先発投手の影響力は絶大で、彼らが試合をコントロールしていると言っても過言ではなく、そのため一人くらいは勝ちが計算出来る選手がいないと中々成績は安定しないが、スワローズにはそれに該当する選手が一人もいない。
本来なら小川がその役割を担わなければならないのだが、不甲斐ない投球ばかり。エースとして期待してるだけにイライラさせられる。この前はよりによって読売に逆転されやがって。3点も差があったのに。
そんな中、この前の館山のピッチングは素晴らしかった。復帰戦となった前々回の投球はすっぽ抜けの比率が高くてカウントを悪くしがちだったが、それが完璧に改善されていた。抜け球が減っただけでなくコントロールに磨きがかかってコーナーにビシビシ決まってた。球威も変化球も全盛期よりは劣るが申し分ない。復帰戦を見る限りではまだまだ時間がかかりそうな感じだったのに、まさかここまで投げられるようになっているとは。まだ二試合しか投げてないが、少なくとも前の試合は完全にエースの投球をしていた。頼もしい。
でも、長いイニングは投げられないしローテーションも中10日空ける必要があったりと無理は出来ない。館山がエースと言われているようじゃダメなんだよな。
やっぱり小川が奮起してくれないとねぇ。今のヤクルトで相手をねじ伏せるエースの投球が出来る先発は、結局のところ彼だけ。どうにかして復調してほしい。