ゼーット!!



2015-01-29-02-05-00


Xboxoneが空から降ってきて俺の目の前に軟着陸しますようにと祈り始めて日が経つけど、大丈夫、僕はちゃんと現実が見えてます。
一時期買わなくて良いかと思ってたけどやっぱり箱1無視できないな。ソフトのスケジュール表を見ると専用ソフトに関してはPS4よりも俺の好きなものが揃ってるもん。デッドライジング、トゥームレイダー、オリ、クゥオンタムブレイク、ライオットアクト、とかはまだ、ふーんまぁちょっとやりたいけどね、で見過ごせるけど、サンセットオーバードライブ、スケールバウンド、ヘイロー5、ギアーズ新作、D4、ここら辺がかなり俺の心を揺さぶってくる。特にスケールバウンドは魅力100%。まだ全然情報がないけど、プラチナゲームズ開発でケレン味たっぷりのどデカいモンスターが入り乱れるという概要だけでときめくものがある。
俺が箱1を買うのを躊躇っている理由はこれ以上部屋に据え置きハードを置きたくないからというだけなので、PS3がお役御免になったら買うかな。その頃にはスケールバウンドも出てるだろうし。

という考えとは裏腹に、最近の俺はゲーム熱が絶賛下降中。テイルズとレガシーやってるけど全くモチベーションが上がらない。
一応理由はある。テイルズは12時間くらいやったがストーリーが観念の表現ばかりで全然話が進展しないからテンポが悪い。価値観の語り合いはもう良いからさっさと話を進めて欲しい。馴れ合いの場面をしつこくムービー使って見せてくるのもテイルズらしさではあるがテンポの悪さを助長している。
マップも無駄に間延びしていて移動がダルい。何なんだろ、あのとりあえず広ければそれで良いんだろうと言わんばかりの投げやりな感じは。ただ真っ平らに広いだけで何も面白味がない。まぁサブクエストが出来るようになったら広いだけでもある程度意味はあるか。
とにかくテンポが悪くてイライラするが、戦闘はそこそこ面白いので何となくダラダラと最後までやってそう。
問題はレガシー。全然やってないけどもう放り投げたい気分。シンボルエンカウントのくせに敵の追跡がしつこくて、それは特定のエリアだと精霊の加護を受けられるから誘導して戦えということなのだけど、それを分かった上で言うが、ひっきりなしにエンカウントさせられるのが面倒くさい。雑魚が一々強くて戦闘に時間を取られるから尚更。つうか普通に雑魚戦でも死ぬ。もちろんボス戦はもっと死ぬので育成が必須。
なのに死んだらセーブした地点からというのがね。これがもう本当にやる気を削ってくる。マップの入り口に戻るくらいのリスクは許容範囲だが、育成ゲームなんだから経験値稼いだ分はそのまま引き継いで欲しい。レベル上げなんて結局作業でしかないのにそれをまたやり直すのはしんどいだけ。
しかも緊張感を持続させるためにセーブ地点からの復帰にしてるのかと思いきや、何故かいつでもメニュー画面からセーブできる仕様になっているのだから意味が分からない。戦闘が終わるたびに一々セーブすれば全滅のリスクは負わずに済むが、必要のない面倒くさい作業をわざわざ強いてくるのが理解不能。要するにオートセーブを付けろよと。
しかし一番の問題は、これぐらいの面倒くささとテンポの悪さを許容できないほど今の俺にはゲームを楽しむ余裕がないということ。

この前、新規タイトルでも割と臆せず色々買っていたゲーマー気質の友達が、最近は楽なゲームしかやる気が起きない面倒なゲームはもう嫌だ、と言っていた。
ゲーム性とは、リスクとリターンのトレードオフである、と俺は思う。ただ機械的にボタンを押すのはなく、そこに自分の思考を込めることで、初めて自分がゲームを操作しているのだという明確な実感を得ることができる、と俺は思ってる。だから俺は考えながらプレイすることを求められるゲームが好きだ。
でも分かる。友達の気持ちは凄く分かる。心の中では斬新で奥の深いゲームを求めている一方で、一々試行錯誤しながら考える過程が面倒くさく感じる。そんな過程はすっ飛ばして快楽だけ得たいという自己矛盾に陥ることは良くある。というか今がまさにそんな状態。
で、その面倒な過程の部分を課金に置き換えて、お金さえ払えば何もせずに楽して快楽だけ得られる、という作りに特化したのがソーシャルゲームなんだろうなぁと思う。ゲーム性という一番大事な部分を課金ありきで作ってるゲームなんて俺は真っ平御免だけど(最近はそこまで露骨なものは無くなってきたらしいけどね)、ゲームがどんどん複雑になってユーザーが漫然と抱いていた倦怠感を上手いこと集金システムに転換してるなとは感じる。ほんと憎いくらい時代にマッチしてる。実に気に入らない。

ゲームに対して倦怠感を抱くことはままあり、大抵は単純にその時の気分の問題だったりするが、多少趣向は変わってきたかなという気はする。最近ちょっとテンポ厨になってきたような。この前ゲーム感想のインデックスを更新したけど、昔の記事見てたら考え方が今とかなり違うから、まぁ趣向くらい当然変わるよね。
でも面倒くさい面倒くさい言いながらもまた今週は頭使いそうなゲーム、ブレイドストームを購入します。ファークライ4は・・・3と変わらなさそうだしやめとくか。あとは憂世の志士が気になるが、同ジャンルのゲームと比べてイマイチ特徴が見えない割には作り込みが甘そうで食指が伸びない。VITAで同時展開の憂世の浪士の方はミステリーちっくな作りで面白そうなんだけどなー。こっちをPS3で出してくれたら絶対買うんだが、携帯機でアクションはやる気が起きない。

テンポ厨と化した俺は、少し前、漫画が読みたい気分になってゲオに買いに行った。漫画は一話一話が勝負の業界だから一つの短い話の中にも印象的な場面や展開を詰め込んで気を引こうとするのでテンポの良さという意味ではズバ抜けている。今の俺には丁度良い。まぁその一瞬だけ引きつけてという行為を積み重ねているとストーリーはジェンガのようにグラグラしたものになりがちなんだけど。でも連載を続けるためにはそうせざるを得ないんだろうし、その板挟みが漫画の難しいところだなぁと感じる。
さて何にするかな。漫画は完結まで時間がかかるからあまり手を出してこなかったけど、久しぶりに新しい長編漫画に挑戦するか。徐々に世界が広がっていくあの感じは好きだしな。今リアルタイムに読み続けているのはワンピースとハンターハンターのみで、一方は下降線、一方はコールドスリープ状態と、最近ロクに楽しめてなかった。
それにしてもゲオは情報の宝庫だ。適当に棚を見回っているだけで本の帯やらポップやらモニターから玉石混淆な情報が次々入ってくる。暗殺教室アニメ化決定とか、ティムバートンの新作映画がもうすぐ公開とか。え、ティムバートンの新作今年やるんだ。タイトルはビッグアイズか。妻が描いてた大きな目が特徴のキャラクターを口の回る夫が描いたことにして売り出したらものすごい人気となり・・・って話。普通に観に行きたいな。ティムバートンお得意の奇想な世界観の話ではないけど人間ドラマを作らせても上手い人だし面白いはず。あとハーモニーのアニメ化もちょっと気になる。
漫画はあっさり決まった。僕のヒーローアカデミアってやつ。面白くなかったらあれなのでその日は一巻だけ買って帰ったけど、次の日すぐ二巻を買いに行った。でも品切れで置いてなくて、あちこち探して5件目くらいでようやく見つけた。更に次の日三巻を買いに行ったけど、まだこの漫画は二巻までしか発行されてなかった。
面白いです、これ。特殊な能力の習得が努力や何らかの実を食べたとかではなく持って生まれたものとしているところがこの漫画の特徴で、それにより全く無個性として生まれた主人公の〜
途中だけど眠くなってきたから終わる。とりあえずこの漫画は面白いです。三巻が待ち遠しい。

それにしてもスクエニのPS4新作プロジェクトコードZが気になって気になって仕方ない。