巨人日記。ネタバレ注意




灯台を突破し聖堂へ。またも甲冑剣士がいる。今度は大剣を持ったバージョンか。一撃が重そうだ。とりあえずは盾構えで様子を見る。敵は大剣を思い切り振りかぶっており、あ、これは盾じゃ受け止められないやつだと察するが、盾のスペックを試す意味でそのままにしていると、案の定そのまま潰される。死亡。

リトライ。
しまった、その前にボスを倒していたから12000ソウル持ってたんだった。盾の検証をしてる場合じゃなかった。
でも大丈夫。直前に持っていたソウルは死んだ場所に残留されるのだ。急いでソウルを取り戻し、またも大剣を振りかぶっている剣士をそのままにして、篝火まで走って戻る。マデューラへ。

12000もソウルがあればかなりの強化ができる。やっぱり重要なのはスタミナだよなー。回避も、ガードも、攻撃も、スタミナがないことには始まらないもの。でも装備には筋力や技量を求められることが多いのでそこも上げておく。

再び聖堂へ。再び甲冑剣士。適当に剣を振り回しているぶんには問題ないが、厄介なのが振り下ろし。あぁまた振りかぶっているよ。これは盾じゃ意味がないのでローリングで回避しなければならないのだが、振り下ろしのタイミングがスタンダードな攻撃よりワンテンポ遅くて掴みづらい。死亡。

リトライ。
振り下ろしを避けたと思ったら連続で振り下ろし。死亡。

リトライ。
そうか、タイミングでかわそうとしているからダメなんだ。当たらなければそれで良いんだから、攻撃の届かないところにいれば良いんだ。と気付いた俺は、相手に張り付くように接近して、背後を取ろうとひたすらクルクル回る。こうすれば攻撃は当たりにくいし、敵の死角に周り込みやすい。わざわざ馬鹿正直に相手と正面から向き合ってやる必要なんかなかったんだ。ダークソウルにおけるコンバットの基本をすっかり忘れていたよ。

聖堂の壁が破壊されたところから抜けると鍾乳洞が立ち並ぶ洞窟に繋がっていた。そこで篝火を発見。近くに髭を蓄えた老人騎士が佇んでいる。寂しそうなオーラを発しているので話しかけてやる。
老人のように見えた顔は仮面だった。彼女の名前はルカティエル。女性である。顔を見せろ。と言っても卑しいからと言って仮面を外そうとしない。誰にでも隠しておきたいものはあるか。

『隠れ港』

洞窟の奥には入り江があった。大きな船が船舶している。定期的にこの入り江を船着場として使っているのか、陸地には船員の宿泊施設らしき小屋が立ち並んでおり、ちょっとした港と化していた。小屋の入口は松明で照らされていて、おかげで洞窟の中なのにほんのりと明るい。
船は海賊船らしく、バイキング亡者が襲いかかってきた。攻撃の事しか考えていないのか二刀流という特攻装備をしている。さっき思い出した通り、常に死角を取るようにして立ち回りたいところだが、生憎ここは桟橋の上。少しでも横に踏み出せば海の藻屑となる。
流石にここは場所が悪い。一旦退散して足場の広いところで、と、踵を返したところ、目の前に亡者兵士がいて丁度そいつは斧を振り下ろしているところだった。常にガードしながらの移動を心がけていたことが幸いして何とか攻撃を防ぐが、背後からは二刀流バイキングが迫っており、このままでは挟み込まれてしまう。火急に目の前のこいつを処理しなければならない。
斬る。怯む。斬る。怯む。また斬る。怯みやすい敵は適当に攻撃していれば倒せるので楽で良い。しかし、あと少しで押し切れるというところで今度はこちらの攻撃がどこからともなく飛んできた弓矢によって中断された。
怯んでしまった隙に敵の反撃。痛い。斧は隙が大きいがその分攻撃力が高い。更に二刀流も合流し、万事休す。死亡。

リトライ。
はいはい、あの亡者兵士はまた死んだふりしてたやつなのね。死体クラッシャーの義務を忘れてました。
桟橋上でバイキング亡者と戦いたくないので陸地まで誘き出したいところだが、相手もそこまで馬鹿ではなく、ある程度近づかない限り寄ってはこない。弓などの遠距離攻撃があればこちらが動かずして誘い出す事が可能だが、あいにく俺の武器は剣一本のみ。仕方ない、迎えに行くしかないか。
桟橋の中ほどでバイキング亡者がこちらに気付く。さて、さっさと戻って、と、何か投げ付けられたぞ。あれ、何これ。動きが鈍くなったんだけど。下半身がドロドロ状態。油かこれ?こうなったら逃げるより戦った方が良いな。
とりあえずバイキングと真っ正面に向き合う。あ、ヤバい。その後ろに矢を引き絞ってこちらに狙いを定めている奴がいる。何がヤバいって、その矢には火がともっていて、今の俺は油塗れ。ここから導き出される答えは、ま・る・こ・げ。
盾を構えるが燃え移る炎の前では無意味で、そのまま焼き尽くされる。死亡。

リトライ。
油瓶を投げる時に生じる隙を俺は見逃さない。一回斬りつければこちらのもの。あとは怯んでいる間に倒れるまでひたすら斬りまくる。お前もだぜ、弓矢兵さんよ。

桟橋から陸地へというタイミングで複数のバイキング亡者。このまま陸地に上がれば広い足場で戦えるが複数を相手にしなければならない。桟橋上ならサシで戦える。タイマンならまず負けることはないだろう。
しかし懸念点はまた弓矢兵がいること。桟橋上では射線から逃れることはできない。どうする?
迷った末に桟橋を取る。しかしこれが失敗で、攻撃してる最中にまた矢を受けて怯み、まぁそれでもまだ耐えられるだろうと思ったら敵の攻撃が連続で続いてそのまま押し切られる。死亡。

リトライ。
次は陸地に上がる。弓矢兵一体と、バイキング二体。足場も広いしこれぐらいなら全然大丈夫だろう。
大丈夫じゃなかった。どこからともなく腕の長い灰色のクリーチャーが現れて大変なことになる。長い腕を使ったリーチのある攻撃をしてきて非常に厄介。盾で受けても出血が発生し、スタミナの最大値が減らされる。
これは無理だと思って階段を上がって逃げようとすると今度は犬。ダッシュと出血のせいでスタミナはない。何もできない。死亡。

リトライ。
ちょっと難易度が高いな。一旦諦めて違うルートを進むことにしよう。一回行き詰まったけど、森に何かあると思うんだよなー。

『朽ちた巨人の森』

あ、篝火の近くに梯子発見。分かりにくいところにあるなー。
降りていくと砦の内部へ。柵から下層を覗くと何故か砦の中なのに火柱が上がっている。その近くには元凶らしきサラマンダーが。今のところ実害はないので放っておくが、と言うか放っておかざるを得ないが、何で砦にあんな奴が住み着いてるんだ?

あちこちに扉があるが、鍵がかかっていたり、反対側からしか開かない一方通行の扉だったりで、現時点で進めるところは少ない。
壁が崩れた場所からバルコニーに出る。上手い具合に木の枝が倒れていて道になっており、そこから城壁の武者走り部分まで繋がっている。周囲の櫓に弓矢兵が潜んでいて矢が飛んでくるが無視。
このステージ、雰囲気的にデモンズで言うボーレタリア、ダークソウルで言う不死院にそっくりで、二つとも最初に訪れるステージだったことを考えると、もしかしたらこのルートが難易度の順序的には正しいのかも知れない。敵も大型が少なくて楽だし。

城壁の見張り台のような場所に出る。やけに広い。すると上空から馬鹿でかい鷲が襲来。まさかあいつと戦うのかと構えるが、鷲自身は降りてくることなく、置き土産だけ置いて帰っていった。置き土産はホバリング剣士。足の先が地面から少し浮いている。何か超強そうなんだけど。
攻撃を当ててみるがめちゃくちゃ硬い。HPゲージが微動だにしない。これは無理だ。諦めよう。見張り台から離脱。しようと梯子に足をかけたところでホバリングのダッシュ攻撃。死亡。

リトライ。
見張り台は無視して先に進む。樽が爆発。死亡。

リトライ。
炎のロングソードの諸刃な部分が露わになった。まさか樽に攻撃すると起爆するとは。これからは無闇やたらに振り回さないようにしよう。
早速俺の覚悟が試される。樽がたくさん置かれているところに新手の敵。亀の甲羅のような重装備で身を固め、重そうなメイスを持っている。とりあえず樽から引き剥がして、っと。
上から火炎瓶が降ってくる。樽に触れて起爆。爆発が爆発を呼び大爆発。死亡。

リトライ。
死角からの攻撃はソウルシリーズの常套手段だが、今作も引っかかりぱなしだな。先に上にいる亡者兵士を倒しておく。オラオラ、セコい真似しやがって。
改めて、亀甲羅兵士と相対する。相手はメイスを振り上げて叩き潰し態勢。そのまま振り下ろすのだろうと思ってバックステップで距離を取るが、何と振り上げたたまま距離を詰めてきた。あのメイスを振りかぶったまま移動するとか、何ちゅう馬鹿力だこいつ。流石重装備を身に付けているだけのことはある。慌てて盾を構えるが、振り下ろし攻撃の前では無意味。死亡。

リトライ。
甲羅兵士の馬鹿力が凄まじい。メイスをブンブン振り回していて危ないったらありゃしない。まぁ振り払いは盾で受けれるので別に良い。とにかく厄介なのが叩きつけ。盾をものともしないうえに、振り上げたまま迫ってくるので距離を取っていなすのも無理。振り下ろしたタイミングでのローリング。これしかない。
メイスを叩きつけたあとは構え直すまで結構なインターバルがあり隙だらけ。その間に背後に回る。へへへ、ここまではそのメイスも届かないだろ。
奴の武器はメイスだけではなかった。バックスタブを決めようとしたところ、背を向いたまま倒れこんできた。甲羅のような防具にそのまま押しつぶされる。死亡。

リトライ。
振りかぶったら背後にローリング。攻撃。振りかぶったら背後にローリング。攻撃。結局これが一番無難か。苦しみながらも何とか倒す。

それにしても、長年放置されていたからだろうけど緑に侵食されまくってるな、この砦。あっちには木まで生えてるぞ。
いや、この木はなにか様子がおかしい。良く見たら木は見えていたものの一部だった。巨大なサイズの人型の何かが膝まづいたまま朽ち果てている。頭はあるが、顔の部分はぽっかりと空洞で、暗闇のように深い。このエリアの名称は朽ちた巨人の森。成る程、そう言うことか。
何故ここまで砦が破壊されているのか疑問だったが、要するにこの砦は巨人に襲われたんだな。そうしてこの場所は壊滅。砦は森と化し、衛兵は亡者になった。巨人も朽ち果てたと。結局、どっち側が勝ったんだろうな。

エレベーターを発見。その近くには一方通行だった扉があり、開通に成功。これで篝火近くの梯子に繋がった。篝火を囲って落ち着いたあと、エレベーターで下へ。火柱が立ち上っているエリアよりも更に深く降りていく。
こんな深い場所に空間を作る必要を迫られる事情は何か危険なものを閉じ込めておくためと相場は決まっている。この先に何が待っているのか、見えてきたな。

覚悟はしているつもりだったが、その先に待っていたものは想像以上に大きかった。外で朽ち果てていた奴の何倍もの体躯を誇っている。虚無に満ちた顔も比べものにならないほどの迫力だ。これがこの地に残された、最後の巨人ってわけか。
人間達は何とか足止めには成功したようで、足には鎖、腕は瓦礫と鍾乳洞で打ち止められ、胴体には柱が杭のように刺さっている。しかし俺の訪問が眠りを妨げてしまったようで、寝起きの馬鹿力で全ての障害を破壊。封印は解かれてしまった。
残された道はただ一つ。戦うしかない。

今日はここまで。