U日記



今更だけど、WIIU購入しました。直接のキッカケはワンダフル101だが、まぁ他にも色々気になるのがあったので。
それにしてもWIIU、思ったよりも次世代って感じがある。やはりインターフェースの一新はインパクトが大きい。タブレットコントローラは想像以上に触っていて楽しいし、便利。テレビの前に腰を据えてゲームをやったあと、タブレットを持ってベッドに寝転がりながらミーバースを眺める、という流れが何とも心地良い。ネットサーフィン端末としても優秀で、特に専用アプリとして用意されているyoutube、ニコニコの操作性は群を抜いている。タッチと二画面のインターフェースが恐ろしいほど利便性として働いていた。タブレットだけでモニターの電源をオンオフ出来るのも意外と便利。
ではコントローラとしてはどうなのかと言うと、まず、重さは見た目の割には軽いという印象を抱いたが、それでも普通のコントローラと比べたら重いし、何より小回りが効かないので、長時間のプレイと激しいボタン操作が求められるゲームではあまり使いたくない感じだった。
だから101はプロコンでやっていたのだが、プロコンはプロコンでボタンがスティックの位置から離れすぎてて押しにくい。加えて、ボタンとスティックの位置がPSとは真逆なので普段PSのコントローラに慣れている俺はかなり混乱した。PSの形に準拠したクラシックコントローラのままでボタン位置は良かったのに。まぁここは慣れの問題ではある。
話をタブレットコントローラに戻す。ZRとLRボタン(PSコントローラで言うR2、L2ボタン)に関しては素晴らしく押しやすくて感動した。未だに俺はPSコントローラでLボタン、Rボタンを押しながらL2ボタンR2ボタンを操作するという事が出来ないが、その理由はL2とR2ボタンに中指を置くと両手合わせて4本の指で握りを持つことになりグリップが弱まるからなのだが、タブコンはグリップの役目を果たす窪みの部分にZRとLRボタンが配置されており、そこは丁度中指を置く位置に当たるため、自然とボタンを押せるようになっていた。人差し指と中指を同時に操作する必要があるゲームなんてアーマードコアくらいしか思いつかないけど。
タブコンによる複数人プレイも体験してみた。遊んだのはゾンビUとタンクタンクタンク。うーん、微妙。二画面の非対称を利用して新たな遊び方が生まれているのも事実だが、タブコンを持っているプレイヤーはタブコンの画面に集中してしまって、モニターの画面を操作するプレイヤーと断絶するような格好となり、据え置きの魅力である、一つのモニターで楽しみを共有するという感覚はかなり薄まっている。そのためイマイチ盛り上がらなかった。
WIIU最大の特徴であるタブコンのみでのゲームプレイは思いのほか悪くない。タブコンに表示される映像はサイズを除けばモニターとほぼ変わらないレベル。手軽にゲームを遊びたいという人や作業ゲームにはかなり向いていると思う。タブコンのみのプレイに対応してないゲームは多いけどね。
総合的に言うとタブレットコントローラは色々な使い道があって中々楽しい。ただしその使い道とは殆どがゲーム以外のことであって、ゲームとしての使い道はイマイチと言わざるを得ない。せっかく独創的なインターフェースがあるのだから、それをゲームのアイディアとして活かしてくれないとな。WIIUはタブコン以外に他のハードと比べて飛び抜けたものがないわけだし。
しかし没入感重視のゲームが多い据え置きにおいて二画面モニターは目を移動させる必要があるため相性が悪いのも事実であり、例えば少し前まで、タブコンを利用して没入感を高めようとした作りが特徴のゾンビUをプレイしていたのだが、タブレット操作をするたびに一々モニターから目を離さないとならないので結果的に集中力が散ってしまうという本末転倒な事になっていた。最初こそはそれもゲームの味として楽しめたが、新鮮さが薄れたあとはもうただ面倒なだけ。ゾンビU自体は本当に上手くタブレットを使っているが、二画面の弱点はかなり大きなデメリットとして立ちはだかっている。だからこれの扱いは相当大変だろうね。
そこを何とかするのがハードメーカー任天堂の役割であり、たった一作でも良いから、あっと言わせるようなWIIUならではのゲームを出して欲しい。ゼルダの新作でスカイウォードソード並みに思い切ったことしてくれないかなー。

最近半沢直樹というドラマが流行っているので、俺も流れに便乗して観ようと思ったらその時には既に半分以上回が進んでしまっていたため一気に冷めてしまい、でも主演が堺雅人だから気になるなぁ他に堺雅人で面白い作品何かないかなぁ、みたいなことを同僚に聞いたら、リーガル・ハイというドラマが面白いよと聞いたので、早速レンタルして見てみたら、これが実に逆転裁判みたいで面白かった。
二転三転するテンポの良いストーリー、魅力的なキャラクター、珍妙な掛け合い、そして舞台は裁判所。逆転裁判好きならドンピシャに当てはまる要素が満載。堺雅人の強烈なキャラクターに目を奪われがちだがストーリーの出来も良く、特に一話の顛末は白眉。具体的に言うと殺人の罪に問われた依頼人の無罪が晴れたあと、実は彼が本当に殺人を行っていたのではないかと予感させる終わり方が面白い。依頼人の無実が大前提にある逆転裁判しか法定ドラマを知らない俺はかなり意表を突かれた。
真実を明らかにすること=依頼人を守ることの方程式が成り立っている逆転裁判はとてもドラマチックに依頼人を信じることの大切さを演出しているが、リアリティがないのも事実。リーガルハイは、真実を明らかにすることと依頼人を守ることは常にイコールではないという現実をあらかじめ示している。故に「弁護士は神様じゃない。だから誰が犯人かなんて分からない。とにかく無罪を勝ち取れば良い」と言う主人公の姿勢は横暴なように見えて実に弁護士の本質を付いていると言える。
まだ3話しか見ていないがリーガルハイはかなり気に入ったので来月から始まる続編も期待。ちなみに同じく10月からゲームクリエイターの奮闘記を描いた漫画が原作である東京トイボックスのドラマも始まる。漫画はとても面白かったのでもちろんこれも見逃せない。
ドラマなんてここ数年ロクに見てなかったけど、今年だけでガリレオ含めて3つ目か。

あとモンハンについて書こうと思ったが明日からTGSに行くのでもう寝ます。待機時間がヤバそうだからモンハンは必須だな。