冒険日記。ネタバレ注意。
プロローグ〜カザティスまで




ようやくドラゴンズドグマが発売されたので早速買いにいく。
しかし特典が付いてこないという事態が発生。いつもは予約しなくても貰えるのにこれはどういうことだ。「特典なんて元からなかった。なかったんだよ」と呟きながら店を後にする。

気を取り直してドラゴンズドグマのプレイ日記を始めます。ドラゴンズドグマとはオープンワールドアクションゲームです。
もうとにかく見た目からして面白そうなゲームで、広大なフィールドを冒険して巨大なモンスターを倒していくという、如何にもファンタジーな作りが堪らない。
オープンワールド系のゲームは総じてアクションが微妙な傾向にあるが、開発は一流アクションメーカーのカプコン。どのようなゲーム体験をさせてくれるのかとても楽しみだ。このプレイ日記で冒険の過程を綴っていきたいと思う。
いつも通りネタバレ全開なので、注意してね。

“いつの時代か、どこの国かも分からない選ばれし者の物語。
国の総力を持ってドラゴン討伐を目論むが、その強大な力の前に壊滅状態に陥っていた。ドラゴン討伐を託された選ばれし者は、神殿の奥へと進む。”

というわけで現在良く分からない洞窟にいるのだが、ここは体験版であったステージだな。
まずはオプションを弄る。画面の操作ガイドを消し、カメラの速度も上げる。えーと、それから音声設定の項目は・・・ない。嘘だろマジで日本語吹き替えなしかよ。本当に日本のゲームかよ。アクションで字幕は頭に入らないんだって。
次は操作感覚を確かめる。盾を構えながらの移動が遅いのと、壁際のカメラが酷いこと以外は良好。アクションはどちらかというとサクサク系。
何か仲間がどんどん増えていく。それに伴って画面がごちゃごちゃして見にくくなる。字幕の多さが更にそれを加速させている。ぶっちゃけ仲間邪魔。

奥でキメラと遭遇。ライオンの姿をしているが尻尾の代わりを蛇が務めている。仲間が何かわーわー言ってるが、アクションが忙しくて字幕が目に入らない。
尻尾の蛇が吐き出す毒ガスが心底鬱陶しいので、尻尾を狙う。しかし普通に斬ってるだけじゃ中々届かない。そこで有効なのが掴むアクション。敵にしがみついてよじ登ることが出来る。では早速失礼してっと。あ、ちょっと激しく暴れないで!握力には限界があるんだから。
尻尾にしがみ付き斬りまくる。カメラの捉え方が悪く、掴みアクション中は自分を見失いやすい。
斬ってるうちに尻尾がちょん切れる。のたうち回るライオン。今がチャンスとばかりに頭を斬りつける。
まだ諦めないライオン。今度は胴体から山羊のような頭が生えてくる。また張り付いて首を落としてやろうとライオンに掴みかかろうとするが、その前に山羊のラリホーが先制し眠らされてしまう。
あちゃーこれはマズイ。つうか普通にHPがヤバい。と、果敢にも仲間のポーンが駆け寄って起こしてくれる。おー良くやった!仲間邪魔とか言ってごめんなさい。
仲間のメイジの魔法で剣に炎が灯る。エンチャントってやつか。ライオンが仲間に向かってる間に側面から忍び寄って張り付く。バイバイ山羊頭。
ライオンが倒れたところで頭にラッシュ。これがトドメとなり倒す。

何処からか声が聞こえ、封印されていた門が開く。キメラはこれを守っていたのか。
そして幾百の時を超え・・・

ここからキャラエディット。さっきまでは導入部分だったのね。
キャラエディットはどうでも良いので適当に済ませる。最近キャラエディットのゲーム多いけど、面倒だからどうでも良いのよね。
とは言えこいつが俺の分身となる。名前はやたさん。中肉中背のデフォルト男。

ここは平和だった漁村カザティス。何故過去形かと言うと、先ほど唐突に現れたドラゴンに襲われ村は半壊。住人にも多くの被害が出た。中でもやたさんはドラゴンに心臓を抜き出され喰われてしまう大惨事。
それでも何とか一命をとりとめたやたさんは、村長の家で目が覚める。取り留めるというか、取り留めるべき心臓がないはずなんだけど、何で生きてるんだ?
ドラゴンから心臓を取り戻すために旅を決意する。と、ここでジョブ選択。キャラエディットはどうでも良いが、ジョブはこれからのプレイに大きく関わってくる。しっかり選ばねば。現時点で選べるのは、ファイターかストライダーかメイジ。
ファイターは脳筋近接アタッカーで、この中では唯一盾を使える。
ストライダーはテクニシャン系のアタッカーで、回避や弓などが使える。
メイジは完全に後方支援キャラ。魔法を得意とし、遠距離からチクチク攻撃する。回復魔法も使える。
とりあえずメイジはなしだな。こういうゲームで魔法プレイしたことあんまりないし。ストライダーの回避は魅力的だが、ガードが使えないのが微妙。体験版やった感じでは回避よりガードの方が有効だった。まぁファイターで良いか。後で変更出来るらしいしね。

ジョブを選ぶとボロっちいナマクラが与えられる。早くマトモな装備が欲しいのぉ。
部屋から出るとヒロインと村長がコソコソ話している。やぁどうしたんだい?
話しかけると驚いたような素振りをされるが、クールな俺は気にせずプレゼントを渡す。このゲームはNPCにプレゼントを渡せるのです。渡したところでどうなるのかは不明。ちなみにプレゼントの中身は投げ付ける専用のパイ。机の上に置いてあったのを拝借した。スカイリム並に雑多なものが拾えます。

村長の家から出る。この家は村の一番高台にあって、村全体を一望出来る。地中海にあるビーチ沿いのような街並みでとても良い景色。レンガ造りの白い建物がとても印象的。
街を探索。結構広いし、会話もバリエーション豊富だな。建物の数も多い。って、おお!ロードがない!建物に入ってもロードが挟まらないぞ!頑張った!カプコン頑張った!嬉しさのあまり片っ端からアイテムを物色していく。いくら盗んでもお咎めなし。

村の中でも剣が抜ける。ということは人を斬ることが出来るのか。斬りてぇ・・・誰か斬りつけてやりてぇ・・・37564、皆殺しだああああああ!!!
はっ!いかん雑念が。でも一人ぐらいなら構わないよね。

「俺の弟が行方が知れないんだ。なぁあんた知らないか?きっとあいつは生きてるんだ」

そっと剣を鞘に納める俺。弟が見つかると良いな。

このゲームはスタミナにより行動が制限されるが、街の中ではなんとスタミナが減らない。なのでダッシュし放題。これは良い配慮だ。ダッシュジャンプの使い勝手が良く、屋根の上を飛び回るのがとても楽しい。
飛び回ってる間によろず屋に着く。そういえば装備を整えとかないとな。手持ちの3000Gで剣と盾を調達する。薬草とかも売ってるが、消耗品は家宅侵入で補う。

村を歩いてると頭に?を浮かべた住人が歩いてることがある。彼らは悩みを抱えており、やたさんに頼み事をしてくる。中でも切実なのが薬不足で、怪我人の多くが治療出来ずにいる。治療薬調合には二種類の野草が必要で、それは街の外に生えてるとのこと。
面倒くさがりな俺は普段なら断るところだが、薬草を盗りまくってるうちに罪悪感が生まれ、申し受けることにする。そろそろ外も探索したいしね。
準備も整えたし、そろそろ村を出て探索しようかと門に近付いたところで誰かに呼び止められる。空間に次元の裂け目が出現し、そこから一人の男が現れた。

「そいつはポーン。従者として生きることを生涯としている一族だ。」

近くにいた訳知りなおじさんが事の秘密を教えてくれる。ルークというポーンの男が強制的に仲間になる。

「この村から出て街道を渡った先に宿営地がある。そこで仲間を見つけられるはずだ。」

いよいよ冒険の旅へというところでやめる。今日はここまで。