中 2 1 0 0 0 0 0 0 2 0 5
ヤ 1 0 0 4 0 0 0 0 0 1 6

今日の試合は、セリーグの防御率No.1の館山とNo.2の吉見の投げ合いで、当然投手戦になるかと思いきや、まさかまさかの打ち合いに。
館山が3点取られるのも予想外だったし、吉見から5点取れたのも予想外だったし、イムが同点2ラン打たれたのも予想外だったけど、一番予想外だったのは、圧倒的な投球を見せていた浅尾から、バレンティンが粘りまくって最終的にヒットを打ったこと。
あれだけクソみたいなバッティングをしていたのに、あの時の集中力は凄かった。その前の畠山も良く粘って四球を選んでくれた。
サヨナラのチャンスで宮本は倒れ、次の川端に期待がかかったところで岩瀬が出てきて、宮出に代打。この代打もビックリしたんだけど、岩瀬相手に四球を選ぶほどの集中力を見せていたから、流石小川監督は選手を見てるなと感じた。
で、二死満塁で相川。規定の3時間30分は既に過ぎており、泣いても笑っても最後のバッター。
正直言うとあまり期待してなかった。こういう場面で相川が打ったの見たことないし、とか思ってたら右前にヒットを打ってサヨナラ勝ち。
9回に追いつかれ、更に浅尾の完璧過ぎる投球見せつけられて、今日はもう引き分けで良いやと思っていただけに、この劇的な勝ち方に興奮しちまったよ。
今日も決して万々歳の試合内容ではなかったけど、本当の勝負どころでは強さを発揮して勝つという今年のヤクルト野球の真髄を見たね。
別に引き分けでも何らゲーム差は変わらないし、むしろヤクルトにとっては引き分けも勝ちに等しいのだけど、中日に、やっぱりヤクルトには勝てないということを見せ付けれたという意味でも今日の勝利は大きい。
しかし、勝ちはしたが相手に粘られて何となく嫌な流れがあるのも事実。明日も勝って、その嫌な雰囲気を叩き潰して欲しいね。