長かった





・PSN問題

二週間ほど前に、欧米、欧州でPSNが復旧し、これで日本の復旧も秒読みだねムーミン!と無邪気に喜んでいた俺であったが、それから今日まで復旧どころか公式すら更新されない状態に、
ファック!ソニー!ファック!と指を立てるわけでもなく、ヤクルトの絶不調っぷりに嘆きながら毎日を過ごしていたのだが、ソニーが5月の復旧は諦めないとか何とか言って、
オイオイそりゃ5月の復旧は諦めたと言ってるようなものじゃないか、5月はあと数日しかないぞ、やっぱりファックだソニー!と心の中で指を立てていたところ、今日になって唐突に明日復旧しますとか言い出して、
じゃあ昨日の発言は何だったんだよと思わずにはいられなかったが、とにもかくにも一ヶ月ぶりの復旧なのでバイオ5をひたすら遊ぼうと考えるも、
良く考えたら明日は一日中バイトじゃねーかよ畜生と嘆く俺であった。
しかし、日本の企業のくせして日本だけ二週間遅れて再開は流石に酷いぜソニー。
何?ささやかな補償があるから許してくれだと?どれどれ、内容を確認させてもらいますよっと。

PS3
ラストガイ
ハスラーキング
無限回路
ロコロコ
ワイプアウト

PSP
パタポン2
勇者のくせに生意気だ2
ロコロコ
リトルビッグプラネット
みんなのスッキリ

これはまた反応に困るラインナップだな。良くもなく悪くもなく、かつてここまで無難という枠にハマった作品群があっただろうかと思うほどの、キング・オブ・無難なラインナップ。
PS3、PSP共に2タイトルずつの計4タイトルを選ぶ事が出来る。いやーこれは迷う。無難過ぎて迷うぜ。
とは言え、普通に考えて「ワイプアウト」「無限回路」「ロコロコ」「勇者のくせに」かな。
ワイプアウトはFゼロみたいで面白そうだからマスト。他4つはどれも全くそそられないけど消去法で無限回路。
PSPはパタポンと勇生を既にプレイ済みだが、勇生を久しぶりにやってみるかぁということで候補へシュート。後はまぁ、ロコロコは普通に面白そうなので。
補償はPS+だけだと思ってただけに、これは中々嬉しい処置だね。


・モンハン3HDが発売決定

PSPで発売中のMHP3がPS3にHD移植。ドラクエに続き、誰得な移植第二弾。
でもまぁ、モデリングはそのままとはいえHD化で少しは綺麗になるだろうし、何よりPSのコントローラーで操作出来るのは大きな利点。モンハン持ちは指吊るっつーの。
PSP版とセーブ共有あり。トロフィーなし。その他追加要素は不明。今夏発売予定。


・トイレの話

その日の朝はいつにも増して眠かった。頭を振っても、顔をつねっても、爪先を踏んでも、頑固な眠気は去ってくれず、いっそのこと走ってみるかと思い走ってみる。周りの視線が痛いだけで、まるで効果がない。
電車が来てないのに、ホームで走っている人の画はどう見ても不自然だが、俺はそこまでしてでも眠気を覚ます必要があった。このままでは電車の中で寝てしまう危険性があるからだ。え、そんなこと、と思われるかも知れないが、これは俺にとって大問題だ。
別に座れるなら何も心配はないさ。座りながら堂々眠れば良い。
だが、この日は朝一番の時間帯で電車が一番混み合う時期。当然のことながら座れる人間の数には制限があり、選ばれし人間しか座れない。発車駅から遥かに遠い、俺の最寄り駅からでは座席争奪戦に参戦することさえ許されず、俺が電車に入る頃には既に中はカオス。全く、不条理なもんだぜ。

俺は一回、電車の中で立ちながら眠るという高等技術のような実はそうでもないような、でも確実に不安定なのは間違いない姿勢で眠っていたことがあった。
そしたら俺の意思の制御から解き放たれた俺の腕が反乱を起こし、電車の大きな揺れをキッカケに腕がダランとなって吊り革を離してしまい、足の踏ん張りがまるで効かず、その勢いのまま前方の座っている人に倒れこんでしまった。
何てエクスタシーな瞬間。あの時の俺たちは確かに一瞬抱き合っていた。うん、前方にいた人が大学生くらいのお兄さんだったのがまだ救いだったね。女の人だったら痴漢騒ぎになっていたかもしれない。まだ神は俺を見離していなかったのだ。おう、ジーザス!
ここから先の展開が一番の修羅場になるわけだが、思い出そうとすると、枕に顔を埋め足をバタバタし、ひたすら転がり続ける行動を取る羽目になるのでご容赦願いたい。
ともかく俺はそれ以来、電車の中では立っていようが座っていようが絶対に寝ないと心に決めたのであった。それほどあの出来事が強烈なトラウマになっていたわけだ。

そしてこの日、俺の決心が試される時が来た。
凄まじい眠気だった。俺のトラウマを遥かに凌駕する眠りへの誘い。一体どういう生活をすればここまでの眠気を引き出せるのかと、自分自身の生活サイクルを恨んだ。
しかし、まだ電車が来るまでに少し時間がある。顔でも洗えば少しはマシになるだろうと思い、フラフラした足取りでトイレに行き、顔を洗った。ジャブジャブジャブ。
ふー、生き返った気分だぜ。よしよし今日も俺は決まっている。と鏡を少し見ていたら、俺の姿の横に女性が立っている。おいおい俺をそんなに見つめないでくれ・・・
って、え・・・女性!?
俺は生まれてこのかた自宅公共問わず、掃除のおばちゃんを除いてトイレの中で異性を見たことがない。俺に限らずほとんどの人がそうだと思う。
しかし、今俺の横にいるのは間違いなく女性だ。20年の俺の人生で培ってきた男女判別センサーが、この人は女性ですピピー、と反応している。
このシチュエーションから考えらることは2つ。この女性が間違えて男子トイレに入ったか、俺が間違えて女子トイレに入ったかのどちらかである。
女が一瞬こちらを見て、え!?ってなった感情を必死に堪えて再び正面を向いたがチラチラこちらを見ている。
一方俺はクールそのもの。ここで慌てては逆にカッコが付かない。至って冷静に俺は確認作業に入った。
横をチラっと見る。男子トイレなら、立ち専用の縦型式便所があるはずだ。頼む、存在してくれ・・・

結果は・・・女の勝ちだった。眠気がマッハだったとはいえ、俺は堂々と女子トイレに入ってしまっていたのだ。
だが、俺はあくまで慌てない。落ち着いて手を拭き、顔はクールさを保ち、僕状況は飲み込めてますけど全然焦ってませんよ、という姿勢を貫いて女子トイレを後にする。幸い、いたのは彼女一人だった。
その日、俺が電車の中で寝ることはなかった。


・映画の話

ゲド戦記

酷い酷い言われてるけど、いくら監督がアレだからとはいえジブリなんだからそこまでではないだろう、と思い見てみたが、これは酷いw
いきなり冒頭で龍が現れ、さも物語の鍵を握ってますよー的な雰囲気を出していながら、それ以後話題に一切上がらず、
最後唐突に登場して、龍を出しとけば画になるしジブリっぽく見えるだろと言わんばかりの適当極まりない扱い方をしてるのはまだほんと序の口で、
またも唐突に王様が息子に殺されるのだが、その家族背景も描かれてなければ、理由も全くスルーという、潔いまでに原作未読者無視の、分かる奴だけ付いてこい!的なノリで始まり、掴みはバッチリ。
それからは、場面場面を無理矢理引っ付け合わせたような展開の連続で、とにかく内容が薄い。
根底にあるテーマを、作品を見ていくうちに自然と分からせるのではなく、全て言葉で語ろうとしているのが大問題。
全ての場面は、その言葉を語らせるために、都合良く用意されたように見える。だから言葉に重みがないし、え、お前いきなり何やってんの?と違和感を覚える。
ただ、映像に関しては流石ジブリで、若干粗い気はしたがいつもと変わらないクオリティを誇る。が、見ていて面白いと思えるシーンが殆どなく、完全にジブリの無駄遣いだった。

また懲りずに宮崎息子が今年映画やるらしいけど、今回はどうなんだろうな。ある意味気になる。


・ヤクルトの話

連敗をついに脱出。相変わらず打線はクソの極みだが、これでまだ単独首位なのだから恐れ入る。
ついでに新たな戦力も加わった。西武とトレードを行い、小野寺を獲得。何故投手なんだ。打者を取れ、打者を。
確かに中継ぎは手薄だが、12球団最悪の中継ぎ陣を誇る西武から放出された投手とかまるで期待出来ない。
でも、案外セリーグ相手にはハマるかも知れないし、やってみないと分からないか。活躍することを期待しよう。鬼崎も西武で頑張って。